映画嫌い (450)
2009年7月17日 映画本日のクソ映画は2006年の米国映画「デッド・サイレンス (Dead Silence)」である。邪悪な腹話術人形が人間を襲うという、トホホなありきたりのオカルト映画である。副題を付けるとしたら、「お前も腹話術人形にしてやろうかぁ!」ってなところかな。
ジェイミーとリサの若夫婦の元へ、差出人の書かれていない荷物が届いた。その中身は腹話術の人形だったのだ。ジェイミーが外出している間に、その人形が妻のリサを襲い、そしてリサは惨殺されてしまう。その死体はまるで腹話術人形のような形に加工されていた。ジェイミーは謎の腹話術人形の事を警察に告げるが、警察はジェイミーが殺人犯ではないかと疑うのである。人形の箱の内張りの奥にメアリー・ショウという名前が印刷されているのをジェイミーは見つけ、その人物がこの人形を製作したのではないかと思い、ジェイミーは調査を始める。彼はメアリー・ショウと自分の家系に関する因縁を知り・・・。
無気味な腹話術人形が襲ってくる・・・って、そんなありきたりなオカルトを見せるなよなぁ。結局は、メアリー・ショウはジェイミーの先祖にイジメを受けていて、その復讐という怨念を人形の起動力にしちゃっているという、つまらないストーリーなのだ。途中でジェイミーが調査の為に実家に帰って、父親に面会するシーンがあるんだけど、最後のオチでは、すでに父親もあの時には殺されていて、そのカラダは腹話術人形にされて操られていたってことになっているのだが、それってサプライズとしては弱すぎるのでは?
どぉ~でもいいけど、父親の後妻の役の女性、美人だねぇ。
映画「デッド・サイレンス」
http://www.universalpictures.jp/sp/deadsilence/
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