実写版嫌い

実写版といえば「ブラックジャック」の実写版が何度か作られてきたけれど、本木雅弘がブラックジャック役だったシリーズはまあまあ良いにしても、宍戸錠がブラックジャックになった映画「瞳の中の訪問者」、加山雄三がやっちゃったテレビドラマ「加山雄三のブラックジャック」は酷かったねぇ。
　
　
1977年の宍戸錠が主演する映画「瞳の中の訪問者」は、監督が大林宣彦で、脚本がジェームス三木。配役にも有名どころが多いのだが（若き日の志穂美悦子は良かったなあ・・・）、宍戸錠があのぽっぺたでブラックジャックしちゃってるんだからなぁ・・・。なぜかゴダイゴ（当時、凄い人気だったんだよ）が出てきちゃったりして。
　
「瞳の中の訪問者」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000ABAV0/249-9500637-4696357
http://www.jmdb.ne.jp/1977/da003510.htm
　
　
1981年の加山雄三のテレビドラマは噴飯ものだった。こちらの脚本もジェームス三木先生だったなぁ。
普段は顔の傷を消して画廊を経営する実業家が、実はマントを羽織った無免許医師ブラックジャックだという、いわゆる変身ものになっちゃっているのだ。マント姿でヘンテコなズラをかぶってその気になっている加山雄三の姿には悲しいものがあった。めちゃくちゃアングラなノリをしているオープニング、ヒカシューの歌うエンディングテーマにもトリップ状態になったものだ。
あの当時、東京に遊びに行ったら、神田駅の近くにこの番組の宣伝の大きな看板があって、そこに描かれた加山雄三のそのコスプレ姿を山手線の列車の中から見かけた事が今でも忘れられずに鮮烈に記憶に残っている。その時にヘッドフォンステレオで聴いていた曲が、つのだ☆ひろ「I Love Tokyo」だった。私の頭の中での80年代初頭のイメージってのは、まさこれなのである。
　
「加山雄三のブラックジャック」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/8207/bj.htm
http://members.jcom.home.ne.jp/ikekat/tv/xtv_bj00.html
　
　
　
映像化作品「ブラック・ジャック」データリスト
http://www.tky.3web.ne.jp/~tahji/bjc/bj.html
　
　
2時間テレビドラマ「ブラック・ジャック」（主演：本木雅弘）
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005MICD/249-9500637-4696357
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005NNZD/qid=1099009494/sr=1-6/ref=sr_1_10_6/249-9500637-4696357
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005QYDQ/ref=pd_bxgy_img_2/249-9500637-4696357
　
　
最近、「ブラック・ジャック」がテレビアニメになっているそうだが、残念ながら、まだ見たことがない。最近は「コナン」も見ていない。（コナン、実写版にしてほしいなぁ）
　
よみうりテレビ「ブラック・ジャック」アニメ版
http://www.ytv.co.jp/bj/
　
手塚プロダクション「ブラック・ジャック」公式サイト
http://blackjack.jp/
　
　
つのだ☆ひろ「I Love Tokyo」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000197IQ4/qid=1099112671/sr=1-10/ref=sr_1_10_10/249-9500637-4696357
いい曲だねぇ、こ〜いうの好きだなぁ。残念ながらヒットしなかったけど、「メリー・ジェーン」よりかなり良い。私がプロデュースしたならば、メロトロンを使っていただろうになぁ・・・。