今回は店名を書かないでおこう。札幌市内にある「つけ麺」でその名を知られるラーメン店である。
味噌つけ麺を注文してみた。出てきた味噌スープのつけ汁、ドロ水のような濁り具合だ。中にボロボロの雑巾の切れ端のような小さな固まりが入っていて、箸でそれを持ち上げてみると、チャーシューの固まりだった。随分とまずそうなチャーシューである。その他に、その濁り汁の中にはキャベツの切れ端のような、どう見ても生ゴミのようなものが具として入っているぞ。つけ汁と言うよりはゴミ汁である。魚のアラのカスも入っている。見かけが悪くて食欲が沸いてこないなぁ。見かけだけでなく、その臭いも悪い。これ、本当の生ゴミじゃないの? 腐ってるのでは? 間違えて、客につけ汁じゃなくて生ゴミを出したのでは? と心配になってしまった。その他に汁の中に何が入っているのかなぁ・・・と思って、箸で詳しく調査してみると、なんと、3センチくらいの短いラーメンの麺が1本入っていた。まだ私はその汁の中に麺を入れてないのにである。まさか、麺を入れてそれでダシを取ってるわけないだろ。麺からダシの成分なんか出てこないもの。ってことは、この汁、他の誰かが食べた汁の残りかぁ? それとも本当の生ゴミ汁かぁ? 勿論、こんな物、食べられるものか。私はひとくちも食べないで店を出るのだった。
もう絶対にあの店には行かない。汁に麺のかけらが既に入っているつけ麺には注意しような。札幌にあるあの店である。どの店なのか教えてあげない。タダでそのような情報を提供するほど私は人間ができていないので、どの店なのかわからない人には悔しがってもらおう。生ゴミっぽい汁が出てきたら、あぁこの店の事だったんだなぁ・・・と思ってくれ。
 
 

ススキノ嫌い

2009年8月13日 グルメ
 
久々にオフ会を開催します。

日時: 2009年9月19日19:00~
場所: 札幌のススキノ界隈の飲食店(詳細未定)

1次回は食べ放題&飲み放題の予定です。費用のすべては私が負担しますので、タダで飲み食いしたい皆さんは寄ってらっしゃい。気分が乗れば2次回もあるかも。交通費は支給しません。現地集合、現地解散ってことで、当日に札幌にいる皆さんはラッキー。但し、未成年お断り。
参加ご希望のかたは、今月の末までにメールください。ご希望の方が多すぎる場合は抽選になります。
 
 

 
 

 
 

 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
  
「極(きわみ)」
先週あたりからここ北海道でもやっと夏らしくなってきて、暑い日が続いている。そう言えば、1年前の夏の暑い日、「極(きわみ)」っていう店の蒸し暑い店内で、あつあつの味噌ラーメンを食べたっけなぁ・・・と思い出し、1年振りで再訪問してみる事にした。あの味噌ラーメンは美味しいと思ったもの。その時の事は1年くらい前にここのブログに書いている。札幌の西岡にある小さな店だ。それ以前に書いた「極(きわめ)」というまずいラーメン店とは無関係である。名前がまぎらわしいなぁ。
 
今回も夏の暑い日の訪問だ。店内は前回に訪問した時のように蒸し蒸しとしていない。空調を改善したのだろうか? しかし、相変わらず、店の奥のラジカセから大音量のラジオの音が流れてきていて、これにはあまり感心しないなぁ。前回は味噌ラーメンを食べたので、今回はそれとは違う「辛口味噌野菜」ラーメンっていうやつを注文してみた。800円である。辛いものが大好きである私なので期待しちゃうなぁ。
それで出てきたラーメン、うまい! これは辛いぞ。ちょっと辛いのではなく、かなり辛い。辛いものが大好きな私にとって、この辛さは快感である。辛いものが苦手な人にはおすすめできない辛さである。単に辛いだけではなく、味噌の風味とゴマの香ばしさが辛さに負けずにしっかりと生きているぞ。コクがあって、すごい完成度である。この10年間に食べたラーメンの中のトップ・クラスの味だ。そのラーメンのタイトル「辛口味噌野菜」に反して、白髪ネギ以外にそれほどシャキシャキした野菜が入っているわけじゃないけれど、そんなの気にならないほどうまいのだ。麺の種類も硬さもそのスープにベスト・マッチング。これはすごいなぁ。超おすすめである。この料理人、やるなぁ。「極(きわみ)」、いいぞ!
ってことで、評価は100点満点中、95点。合格。
満点じゃない要素は2つ。まず、スープだ。これはこれでおいしいのだが、塩分が多過ぎな感じもする。塩分を20%~30%くらい抑えてもいいんじゃないの?って思ってしまった。それともう1つ。相変わらずの大音量のラジオの音だ。これはなんとかしてもらいたいものである。
 
食べ終わって料金を払った時、店名の入った黒いカードを渡してくれた。そのカードの表は、1年くらい前に「極(きわみ)」の事をここに書いた時に公開したこの黒いカードと同じだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/kiwami.gif
ところが、裏面がスタンプの押印欄に変わっていたのだ。1杯食べるとスタンプ1つ。スタンプ10個でラーメン1杯がタダ。う~ん、そんな事やらなくてもいいだろぅにぃなぁ。次回はまた1年後じゃなくて、何度も通ってしまいそうなのが恐いなぁ。
 
「極(きわみ)」
http://www.sapporo-web.com/kiwami/
 
 

 
激辛系のラーメンとしては、私が今までにおいしいと思ったやつは、JR札幌駅の地下のショッピングモール「パセオ」にある「えぞっこ」というラーメン店の「激辛ラーメン」だ。「えぞっこ」は今でも同じ場所で営業をしているんだけど、メニューが何度か変わってしまい、「激辛ラーメン」もいつの間にかメニューからなくなってしまったなぁ。「辛味噌ラーメン」ってメニューはあるんだけど、辛さも足りないし、あれはおいしいとは思えなかったぞ。是非、「激辛ラーメン」を復活してもらいたいものだ。ビールに滅茶苦茶マッチしていたんだよなぁ、あの味。
 

 
 
 

 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
 
今回のラーメン店は「らあめん 新」である。「新」と書いて「あらた」と読むそうである。余計なお世話である。住所は札幌市中央区南6西7だ。電車通りに面している。以前にはここの場所には焼肉店「トトリ」の姉妹店の「トトリ麺」があったはずだ。しばらくこっち方面に来る機会がなかったのだが、いつの間にか「トトリ麺」は潰れてしまっていたんだ。
店内に入って、写真付きのメニューを見ても、どれもおいしそうには見えなかったけど、毎度のように味噌ラーメンを注文だ。ここの店では「味噌ラーメン」ではなくて「味噌らあめん」のようだ。余計なお世話である。
出てきたラーメン、塩っぱい! 味噌の風味が死んでいる。麺も具もスープも、全然おいしくないぞ。半分まで食べてギブ・アップ。このような店でこそ、「おいしくなかったら返金します」をやってほしいよなぁ。
ってことで、評価は100点満点中、2点。失格。論外。
もう2度とこの店には行かない。ちょっと西に行くと「五丈原」があり、ちょっと南に行くと「さんぱち」があるんだから、そっちで食べたほうがいいぞ。余計なお世話か。

らあめん 新
http://www5.plala.or.jp/raamen-arata/menue.htm
「らあめん 新」のカード
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/arata.jpg
 
 

 
ススキノのはずれのこの近くに、かつて「がじろう」、漢字で書くと「蛾次郎」だったっけ? そ~いう名前のラーメン店があって、それなりの人気があったのに、その店も今はないねぇ。店主引退説、店主死亡説などいろいろとあるのだが、どれが真実なのか私は知らない。
今はない札幌市内のラーメン店で、私がもう一度あの味を食べたいと思うのは、狸小路にあった「火の鳥」の鉄火ラーメンと、南1条の現在は「らーめん 逍遥亭」になっている場所に2年くらい前にあった「番長」の味噌ラーメンだなぁ。あの味は好きだった・・・。
 

 
 

 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
 
毎度、私は書いているけど、また書いておこう。
観光客のみなさん、「ラーメン横丁」や「札幌らーめん共和国」に行くのはやめようね。トンデモないラーメン屋ばかりで、絶対においしいラーメンなんか食べられないから。我々、札幌の地元の人間は絶対に「ラーメン横丁」に食べに行きません。
 
そんな事を自ら書いておきながら、悪趣味な私は久々に「札幌らーめん共和国」に寄ってみた。どんな新たなトンデモ店がこの場に出店しているのだろう?という悪趣味な好奇心からである。しかし、新たな出店はなく、以前に来た時と同じ8店舗だけだったのだ。夕食時なのに、どの店も閑古鳥状態である。各店舗の前で店員が呼び込みをやっているのが鬱陶しい。その中で、私がまだその味を体験したことのない「ぴうからーめん」に入ってみた。本店は美深町にあるようだ。
 
毎度のように味噌ラーメンを注文してみた。750円である。この店では「味噌ラーメン」を「味噌らーめん」と言うようだ。何の意味があってなのか、「ラーメン」を「らーめん」とか「ら~めん」書いたり、「らぁめん」と書いたり、「拉麺」と書いたり、そのような事をやっている店が多いよなぁ・・・と思いながら、出されたコップの水を飲んでみると、いつものように「札幌らーめん共和国」の飲料水はひどくまずい。こんなまずい水で麺を茹でて、こんなまずい水でラーメンのスープを作っているのが「札幌らーめん共和国」の各店がまずい原因の1つなんだろうねぇ。まともな水で作ったらおいしくなる店がいくつかあるんだろうなぁ。
それで、出てきた「味噌らーめん」、オーソドックスすぎ。具の内容とその盛り方、スープの味に「昭和の匂い」がするぞ。小学生の時の日曜日の昼、父親に連れられて食べに行った近所の場末のラーメン屋。そ~いうラーメンなのだ。何でもメニューにある場末の観光地の食堂のラーメンってな味もするよなぁ。ソフトクリームをおかずにして食べるラーメン、あれである。昭和のあの頃のラーメン屋って、創意工夫もなく、どの店に行ってもこんな味をしてたよなぁ・・・ってな感じなのだ。これだけラーメンが多様化している今の時代にこれはないだろ。何か今までと違った新たな味、新たな発想のラーメンを求めている私のプログレッシュヴな価値観と完全に逆行している。私はこのような味を求めていないぞ。そのような価値観・イデオロギーの相違があるだけでなく、その古さが中途半端な復刻版的な味なので、私は少しもおいしいとは思えなかった。懐かしさすら感じえず、悪い意味での「レトロ」でしかない。麺とスープの調和とか、食材のおいしさとか、具の歯ざわりのバラエティさとか、そ~いう概念を感じないのだ。私はこ~いう味は嫌いだ。私はこ~いう味は求めていない。これで750円ってのは高過ぎ。
ってことで、評価は100点満点中、15点。失格。

ぴうからーめん
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/shop/piuka.html
 
 

 
 

 
 

 
今回は正確には「ラーメン」ではない。中華麺の一種である「刀削麺」だ。
 
久々にショッピング・モール「アリオ札幌」に行ってきた。2年ぶりくらいだな。2005年10月のオープン以来、3度しか行く機会がなく、今回は4度目だ。だって、場所的にとても不便なんだもの。
昼飯時に行ったので、アリオ札幌の中にあるどこかのお店でランチしようと店舗の前を散策してみた。そうだ、以前にここに来た時、ラーメン店「五丈原」の支店を見かけたぞ・・・と思い出し、記憶を辿ってその場所に行ってみた。ところが五丈原がない。ありゃぁ~、五丈原はここを撤退しちゃったんだ。五丈原があったその場で営業していたのが「紅燈籠」という中華料理屋だ。店名は「ホンタンロン」と読むらしい。札幌にいくつか支店のある中華屋だ。街中の狸小路にもあるし、ススキノにもある。白石にもあったなぁ・・・と思いながら、今回はその店に入ってみた。
 
メニューの中に「刀削麺」ってのがあったので、それを注文してみた。「麻辣あんかけ」味、「坦々」味など5種類の味付けがあり、私は「麻辣あんかけ」味を指定した。780円である。
刀削麺を作っている店ってのは珍しい。紅燈籠のこの支店と白石にある支店以外で、札幌で刀削麺を出す店を私は知らないもの。
私は以前に中国で、本場の刀削麺を食べて、その麺の作り方も見せてもらったことがある。水で小麦粉を溶いて、粘土の固まりのようなハンドボールくらいの大きさの塊を作り、それを片手に持って、その表面をもう一方の手に持った金属板で勢いよく薄く削っていくのである。リズムに乗せて勢いよく、ピュッ、ピュッ、と削った麺を飛ばし、それが沸騰した湯の入っている鍋に直接と入る。そして茹で上がったのが刀削麺だ。字のごとく、「刀で削った麺」である。2~3メートル先にある鍋に百発百中で飛ばすという名人芸を持った麺職人もいるようだ。中国のメン飛ばし職人、恐るべし! 削った麺は長さも太さもバラバラで、一本10センチもない短いその麺の表面は非常にデコボコしていている。太い部分もあり、細い部分もあり、不規則にガタガタのその「不揃い」さが食感にバリエイションを与えているのである。作り方の大道芸的な様子が面白いだけではなく、その作り方からくる独特の粗さが良い方向に出ているのだ。麺自体の味は、ウドンと言うよりは、厚めの水餃子の皮ってな感じで、イタリアのラザニアにも近いような気がする。
 
それで、出てきた刀削麺、これは私が中国で体験した刀削麺に非常に近い。本場の刀削麺だ。「麻辣あんかけ」味のそれは、ラ-油で辛くしたあんかけで、あんかけヤキソバの上に乗っているような、野菜、キノコ、肉の類の具のバリエイションは良いし、ボリュ-もある。しかし、それほど辛くはなくて、ラ-油以外の辛味がない。味が軽いのである。もうちょっとコクを出して、味に個性と重みがほしいなぁ。麺はよくできているだけに、その点がちょっとだけ残念だ。
今回の評価は75点。合格。普通のラーメンに飽きてきたら、時にはこのような違った文化の麺を食べてみるのも良かろう。次回は「坦々」味のやつを試してみたいと思う。
 
紅燈籠
http://www.ario-sapporo.jp/floor/detail/index.php?serial=010340
http://www.welcome.city.sapporo.jp/food/chinese/index01.html
紅燈籠のヴィジッティング・カード
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hontanlon.gif
アリオ札幌
http://www.ario-sapporo.jp/
 
 

 
 

 
 

 
最近、ラーメン屋の情報を検索してここのブログにやってくる輩が多いねぇ。「あらとん まずい」のキーワードで検索してくるのが多過ぎだ。確かに私は「あらとん」を「まずい」と酷評したけれど、「まずい」ラーメン屋を検索してどうすんだ? 何の目的なんだ? それに、味に関する感想や評価ってのは、人の味の好みによって千差万別なんだから、他人様の味の感性をもってしての感想や評価ってのは必ずしも自分にも当てはまるものではないじゃないか。私が「まずい」と書いたラーメン屋を「おいしい」と絶賛しているリピーターも実際に多い。私が「おいしい」と書いても、人によっては「あんなラーメンのどこがいったいおいしいんだ?」と思うのも当然である。だから、私が言いたいのは、他人の評価という先入観・バイアスなど取り去って、実際にその店に行って、自分の舌で確かめなさい!ってことだ。自分の味の好みにマッチしているものは、自分の足で回って、自分の時間と金をつぎ込んで、自分で見つけるべきだろう。おいしい!と思う店を見つけたらラッキー。その店に何度でも通えば良い。まずいと思えば二度と行かなければ良いのだ。うまいものとの出会いは一期一会。人生ってそんなものだろ。ラーメンで人生を語る気はないんだが・・・。
前置きが長くなってしまった。
 
今回のラーメン屋は札幌の「宇明屋」である。ほぼ無名のラーメン屋である。「うめいや」と読むらしい。「うまいや!」のダジャレかよ? 「あら」と「トン」で「あらとん」という店名のあの虚しさに似た悲しい店名だ。場所はススキノの「東急イン」の、電車通りをはさんだ向かい側(北側)の、小さな古いビルの1階(南向き)だ。以前は、ここの場所には違うラーメン屋があったはずだ。潰れては次に新たなラーメン屋ができるというパターンを何度か繰り返しているようである。
「ごま味噌らーめん」という700円のラーメンを注文してみた。出てきたラーメン、ごく普通の味噌ラーメンなのである。まずいとは言わないが、おいしいとも言えない。可もなく不可もなく、コレと言った特徴もない。オーソドックスすぎ。そのごく当たり前ってな感じをどう評価するかだろうなぁ。物足りないって感じもしないし、その逆に満足感もない。それ以上に感想を持てないのだ。こりゃ困った。そうだ、前置きをちょっとだけ長めに書いてごまかしちゃえ・・・ってなのが今回である。そんな味なんだけど、「ラーメン横丁」だの「札幌らーめん共和国」にあるまずいラーメン屋群よりはずぅ~っとおいしいんだよね。ってことで、評価は50点。
今後、何らかの独自のメニューを開発して、他のラーメン店との差別化をするべきだろうなぁ。
 
宇明屋
http://rp.gnavi.co.jp/sb/3019797/

ストリートビューで見る宇明屋の店舗の外観
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82&ie=UTF8&layer=c&cbll=43.055382,141.351247&panoid=NpmplbHfULSv43tPnCwcdw&cbp=13,347.52,,0,15.65&ll=43.055397,141.351374&spn=0,359.991267&z=17&iwloc=A
電話ボックスの影にに隠れてしまっているなぁ・・・。



追記:
ストリートビューの仕様が変わってしまったのだろうか?
上記のURLで見てみると、札幌市内の全然違った場所が表示されるようになってしまっている。勝手な仕様変更、恐るべし!

更なる追記:
只今、2011年8月。先日、ここの前を通ったら、別のラーメン屋になっていた。
やはり潰れたんだ・・・。
なんだか、この場所で営業するラーメン屋って新陳代謝が激しいな。


 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
私の口に合わなかったとしても、それは個人の感想であり、すべての人にそれがあてはまるわけではないのは当然のことであるし、私が「おいしい」と判断しても、すべての人もそう感じるなんてありえないので、各自で実際に食べて判断することをおすすめする。
 
さて、毎度、私は書いているけど、また書いておこう。

観光客のみなさん、「ラーメン横丁」や「札幌らーめん共和国」に行くのはやめようね。トンデモないラーメン屋ばかりで、絶対においしいラーメンなんか食べられないから。しょせん観光客向けでしかないから、札幌の地元の人は「ラーメン横丁」には絶対に食べに行きません。
 
で、悪趣味な私は久々に「札幌らーめん共和国」に寄ってみた。どんな新たなトンデモ店がこの場に出店しているのだろう?という悪趣味な好奇心からである。以前に私がここで酷評したラーメン店「えん楽」、「味の大王」はすでにローティションで「札幌らーめん共和国」から撤退しちゃっていた。そして、新たに場内に開店したばかりの店を発見。それが「あらとん」という店だ。「札幌らーめん共和国」の配布しているパンフレットの中にある記述によると、その店は、魚の「あら」とトンコツの融合をしたスープが売りのようだ。「あら」と「トン」で「あらとん」かよ?・・・と、うなだれながら、さっそく「あらとん」に入ってみたぞ。
 
メニューを見てちょっとだけ意外だったのは、この店のおすすめはツケ麺らしいってことだ。タレに醤油と味噌の2種類があって、どちらかを選ぶスタイルだ。通常のラーメンは味噌ラーメンしかない。その他には丼ものが数種類あるだけで、非常に選択の幅が狭いなぁ。イケメンぢゃない私がツケ麺を食べるのは違法行為に該当するそうだから、私は素直に味噌ラーメンを注文してみた。800円だ。高いなぁ。

それで、出てきた味噌ラーメン、めちゃくちゃ魚臭いニオイがする。実際に食べてみると、そのスープの味がモロに魚臭い。トンコツの味どころか、味噌の味までその魚臭さで吹っ飛んでいるのだ。「あら」のでしゃばりすぎ。味噌の香ばしさ、クリーミーさが全くない。「あら」の臭さで味噌の風味が死んでいるのだ。全くのミスマッチだ。こんなの味噌ラーメンじゃないでしょ。魚の「あら」は私も大好きで、寿司屋などでは「あら汁」を注文する事が多い。ところが、ここのラーメン店の「あら」の味は臭すぎだ。その味は非常においしくない。まるで魚の入った生ゴミなのである。魚の生ゴミを絞ってスープにしてみましたぁ、ちょっとだけ生ゴミの野菜も混じって・・・ってな感じのなのだ。いったいどんな舌感覚を持った人がこんなおいしくない物を作っているのだろう?と厨房の中を見てしまったもの。いやぁ、これはひどい。世の中にこんなにおいしくないラーメンがあるとはなぁ。
ってことで、私は少々食べて吐き気がしてきたので、ほとんど食べ残したまま、すぐに店を出た。こんなラーメン、ギャラが出たとしても食べたくないぞ。最低である。勿論、評価は0点。さすが「札幌らーめん共和国」だな。思い出しただけで、また吐き気がしてくる。

あらとん
http://searesh.main.jp/araton.html
札幌らーめん共和国
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/

 

 
 

 
 

追記:
その後、あらとんは早々と札幌らーめん共和国を撤退しましたとさ。



 
以前に「山岡家」の「すすきの店」の事はここに書いた。あの太い麺と濃厚な味噌スープの味は結構おいしいと思ったなぁ。
その「山岡家」が札幌の狸小路4丁目に新たな店舗を出したので、さっそく行ってみた。10年以上前に狸小路4丁目には「山岡家」の店舗があったんだけど、その店舗は潰れてしまい、その跡地には現在は別のラーメン屋がある。なんで今さら「山岡家」は狸小路4丁目に戻ってきたのだろうか?
 
店を入ってすぐ左に自動販売機があった。ここも自動販売機で食券を買う方式だ。「すすきの店」にある35年前のようなレトロな自販機ではなくて、液晶カラー画面にメニューが写真入りで表示されて、麺の硬さやスープの脂分を選択できるインタラクティヴな自販機だ。
で、味噌ラーメンの麺固めを注文してみた。
出てきたラーメンを食べてびっくり!
「すすきの店」と味が全く違っている。太い麺は同じだけれど、味噌スープがまるで別の味だ。その味、かなりまずい。麺は全部食べたけれど、スープはひとくちもレンゲで飲むことなく残してしまったもの。スープも最後まで飲み干してドンブリをカラにするってのが私のラーメン・ポリシーなんだけど、あんな味、飲めたもんじゃない。あまりにもまずくて気分が悪くなってきた。塩分が多すぎるし、その塩辛さの中に、なんだか生ゴミっぽい香りもするし、もぅ最低なのだ。「すすきの店」とこんなに味が違うってのは、ちゃんと支店の味すら管理できていない証拠だな。この店にはガッカリだ。私はもうこの店には二度と行かない。もう一度潰れてしまえ。

山岡家
http://www.yamaokaya.com/index2.html
 
 

 
 

 
 

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