拘束嫌い

　
機内での、相次ぐ客の迷惑行為に対抗する為に、数年前から日本の大手航空会社は、機内に、客を拘束するための粘着テープなどを搭載している。その対抗策を実施してまもなく、日本航空では、拘束者第一号が出たらしい。それが「客席に粘着テープで拘束した」というものである。その光景を想像しただけでも異様である。周りの客に与える威圧感は、相当なものであろう。はた迷惑な客に対して、航空会社側が毅然とした態度で臨むのは、非常に心強いことであるが、客席に縛りつけるってのはなぁ・・・？と思う。
迷惑客の人権うんぬんではない。縛りつけられた人の横に座っている人って、とっても困るよなあ。かなり不快な旅になったことだろうなぁ。それとも、別の席に移動させられ、拘束されたのかなぁ？
　
実は、私が海外に行く時は、ほとんどの場合、機内でアルコール飲みまくり状態になる。私の一番の時差ボケ対策がこれなのである。普段は私はおとなしい動物なのであるが、何かのキッカケで、酔って、自分自身がコントロールできなくなって、私が座席に粘着テープで拘束される・・・ってな悪夢を、先日、実際の機内で見てしまい、これは結構なまなましくて怖かったなあ。