タイのトイレ嫌い

2005年4月17日
 
タイの首都、バンコク市内のホテル、レストラン、ショピングセンターなどのトイレは、ちゃんとした普通の水洗である。しかし、一般的なタイのトイレは変わった水洗式なのである。
どんなトイレなのかと言うと、トイレの個室には、便器のほかには、甕(かめ)、洗面器、フタのないゴミ箱があるのが基本形である。トイレットペーパーは常備されていないので、紙を持参して個室に入らなければならない。用を足した後は、使用した紙を、そのままゴミ箱へ捨てる。そして、甕の水を洗面器で汲み、その水を便器へ流し込み、ウンコを流すのである。
実際に使ってみると、手動で流すことより、拭いた紙をゴミ箱に捨てる事に抵抗があったなぁ。現地の人は、拭いたままの形状の紙を捨ているが、私は恥ずかしいので、新しい紙で包んで捨てた。こんな所に、自分の残骸を置いて行くのはいやだな〜、見られるのもいやだな〜と思いつつ。
 
タイのトイレで、紙を便器に流さないのは、詰まらないようとの配慮らしい。手動で流すのは、タンクがあっても水圧が低いので流れにくいのと、水道が止まる事が多いので、貯め水を常備する習慣があるかららしい。
初めてそのトイレでウンコする時は、かなり、勇気が必要だった。本当に流れるのかな?って心配だったのだ。自分のウンコを洗面器の水でおごそかに流すってのは、なんだか儀式っぽくて、いやだな。
 
ちなみに、昔は、紙で拭かずに、その水でお尻を洗っていたそうである。靴を履いたまま、お尻だけを洗面器で洗うとは、なんと器用なんだろうね。
 
 

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