バリ島嫌い (1)
2005年5月25日バリ島へは2回行ったことがあり、1回目はクタ、2回目はヌサドゥアというビーチに行ったのだった。
同じ島ながら、その2つは、全く違うような場所だったのだ。
クタには1週間くらい滞在したが、これまた最悪な所だった。とにかく悪いやつばかりに会った。何を買うにも高値を吹っかけてきて、テレフォンカードを買うのにも吹っかけられた。おつりをごまかされそうになったことも何度もあり、私はすっかり人間不信になったのだった。
アジアを旅行していると、詐欺の手口にも決り文句があって、
「私の妹が日本の横浜に行っていました。妹が日本の話をしたいので、私の家で夕食を食べてください。」
みたいなこと言ってくるのだ。そして、なぜかタクシーが近くを通りかかって、そのタクシーに乗せようとするのである。タクシーに乗ったら最後、身包みはがされるらしい。
クタのビーチを歩いていると、そんなことを言って声をかけられることが多く、1日5回は言われたもの。
街を歩いていると、20m歩くごとに薬物の売人がいるし、海岸には日本人の女性を食い物にする自称ジゴロがいっぱい。
という訳で、世界一嫌いな場所になってしまったバリ島だった。
ただ、ご飯はおいしくて、香辛料をたくさん使っていて、味が奥深いのだったが・・・。
そんなに嫌な島なのに、たまたま、仕事でまた行くことになってしまったのだ。
ブルーベリー、危うし!
(つづく)
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