札幌観光嫌い (1)
2005年6月28日それにしても札幌の街中は観光客だらけなのである。
シーズン的には6月後半から7月上旬にかけての今の季節がベストだと思うが、札幌は一年中いつでも観光客だらけなのである。今のこのシーズンだけではなく、厳寒の真冬にも、猛暑の夏でも、観光客だらけだ。
なんでこんな雪溶けでドロドロ状態になっているワーストシーズンにわざわざ来るのだ?と思ってしまう3月後半にだって観光客だらけなのである。
冬は冬で、「雪まつり」の準備さえもできていない状態を見に来る観光客も多いし、「雪まつり」が終わって雪像がすべて破壊されて単なる雪の山になっている状態を見にくる観光客も多い。そんなもの見て何になるのかさっぱり理解できない。まぁ、あんな「時計台」を見ても何にもならんのは同様なのだが。
札幌の中心部を歩いていると、立ち止まって地図を広げて悩んでいる観光客を多く見かける。札幌の中心部はちゃんとした「碁盤の目」になっていて、「南2条西4丁目」のように、しっかりとした2次元座標系になっているのに、それが理解できない人が意外に多いのだ。「南2条西4丁目」から南へ行くと「南3条西4丁目」になり、そこから更に西へ行くと「南3条西5丁目」になるという考え方ができない人が驚くほど多い。私も何度も道をきかれたことがあり、その人たちは自分の現在地もわかっている(交差点の信号機の下にちゃんと住所が明記されている)し、どちらが北なのかもわかる(1つ向こうに見える交差点の信号の下に表示されている住所と比較すると方角はすぐにわかる)はずなのに、
「南7条西3丁目の●●ホテルに帰りたいんですけど、どっちに行けばいいんでしょう?」
なんて質問されるのである。
本日の提言:
座標の読み方がわからない人は札幌に来るなぁ〜!
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