平岸霊園嫌い (4)
2005年8月2日札幌市営地下鉄南北線「南平岸」駅(旧「霊園前」駅)のホームにもいろいろと出るらしい。
札幌の地下鉄は飛び込み自殺の名所なのである。毎年、何人もの人が飛び込んでいる。今までに、南北線の全ての駅で自殺者が出ているようだ。
私の利用している「澄川」駅で、私もホームから飛び込む現場を偶然と目撃したことがある。すごく後味の悪い経験だった。また、私の乗車している地下鉄に飛び込んだ人がいて、車両が緊急停止した経験もあった。
特に、「霊園前」駅への飛び込みが多かったらしい。「霊園前」駅が「南平岸」駅に改名されてから、その数は半減したそうだ。やはり、霊が呼んでいたのだろうか?
私の知人に札幌市交通局に勤務している地下鉄の技術職員がいて、その人に、自殺事故についていろいろと教えてもらったことがある。
飛び込んだ人の遺体はほぼバラバラになるらしい。先頭車両やレールのまわりは血まみれになり、肉片や脂肪片、飛び出た脳味噌がベッタリと付くそうだ。警察と救急車を呼んで現場検証を行なうけど、警察はバラバラになった遺体を見て死んでいるのを確認するだけで、遺体の除去作業には関知せず、救急隊はおおまかな遺体の部分を運び出すだけで、かなりの肉片がその場に残ったままになるらしい。その残った肉片と血を、駅の職員がホースを使って水で流すという。一刻も早く地下鉄の運行を再開させなければならなく、必死で職員は水流で飛ばす。その光景を地下鉄職員なら誰でも経験し、誰もが忘れられないらしい。
深夜、地下鉄の運行が終わると、懐中電灯を持った地下鉄職員が線路をひたすら歩いて行なう見回り点検があるらしい。その時に、多くの職員が自殺者と思われる霊を見かけたり、怪奇現象を体験したりしている。ほかに誰もいないはずの路線の暗い向こうから呻き声が聞こえた事や、血液の混じった水たまりを見かけたり・・・。特に、あの「霊園前」駅とその近辺の路線上での出来事が多いそうだ。
以前、某ローカルテレビ局の番組で、霊能者が連れてこられて霊視したことがあった。地下鉄南北線は札幌北部と中心部は全てが地下を走っているが、南へ走ってくると、「霊園前」駅の1つ北側の駅である「平岸」駅を過ぎた後、路線は地上にあがってきて、地上のシェルターの中を走っている。「霊園前」駅は地上にある駅だ。霊能者によると、霊は、「霊園前」駅ではなく、路線が地上に出るその部分に集まっているそうだ。だから、地下鉄に乗って、そこを通過する瞬間にお経を唱えろと言っていた。地下鉄の運転手も、そこを通過する時に白い影を目撃することがあるらしい。
今日もその部分を地下鉄に乗って通過したが、私のまわりの誰も、お経を唱えていなかった。その後、あの霊たちは成仏したってことなんだろうか?
飛び込み自殺はやめましょう。
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