月曜の夜嫌い
2005年10月12日ニュージーランドやオーストラリアの現地語は英語なんだけど、かなり訛った方言が多く、オセアニア訛りと呼ばれたりする。最近は、日本の英会話学校に多くのオーストラリア人の講師がいるけど、そのような講師に英語を習う場合は、要注意である。米国英語や英国英語とまるっきり発音が違う単語が多いし、単語の意味や使い方、表現方法が違うのも多い。
例えば、「ディ day」は、意味はそのまま「日」なのであるが、オセアニア訛りでは「ダイ」と発音する。土曜日は「サタダイ」、日曜日は「サンダイ」、休日は「ホリダイ」、誕生日は「バースダイ」になっちゃうのである。
以前、仕事でニュージーランドに行った時の話である。現地の仕事場の私に、日本から国際電話がかかってきた。日本でちょっとした仕事上のトラブルがあったので、私に国際電話で報告してきたのだった。電話の向こうでは、かなりあわてていた様子だったけど、私はたいしたことではないと判断できたので、日本語でこう言ったのだった。
「問題ない、モンダイない、モンダイない、オッケー!」
すると、隣でそれを聞いていた現地のニュージーランド人が、英語で
「げ、月曜の夜に、いったい何が起きるの?」
と、私に恐る恐る聞いてきた。
「え?」
と私は不思議顔。すると彼は
「だって、今、電話で言ったでしょ。月曜の夜、月曜の夜(マンダイ・ナイト Monday Night)って!」
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