映画嫌い (1)
2006年3月2日最近、あまり映画を見なくなった。映画に興味を持てない体質になってしまったのだ。元々は映画は好きだったのだが、近年に見た映画がことごとくつまらないものばかりだったのが原因だ。だから、お金を支払ってまでして映画館で見たり、レンタルしてきて見る気になれなくなった。つまらない映画を見ると、人生の中の貴重な時間を浪費させられたことに怒りを感じる。カネ返せぇ〜!ってより、時間返せぇ〜!と思ってしまう。
以前は映画関連の仕事も少し請け負っていた私だが、興味がないので最近は映画の仕事は全て無条件でお断りしている。多分、今後も映画関連の仕事をすることはないだろうなぁ。
映画の話題にはついていけなくなった気もする。監督や俳優の名前もあまり知らない。最近の話題作はあまり見ていないし、昔の名作とか、ヒット作の中でも見ていないものが多い。「タイタニック」を見ちゃいないし、「スターウォーズ」シリーズは幼稚すぎて始めの2作で見捨てた。3作目以降は無視している。「E.T.」も「未知との遭遇」も見ちゃいない。「バットマン」シリーズも「スパイダーマン」シリーズも見ちゃいない。「ハルク」は見たっけなぁ、イギリスに移動する飛行機の中で上映していたから、あの状況の中では見るしかなかったんだけど、あの映画もすっごくつまらなかった。
「アルマゲドン」も飛行機の中で見たんだっけ。確かニューヨークからロスに移動する飛行機の中だった。「アルマゲドン」って科学的にデタラメだらけで、ツッコミどころ満載のマヌケな映画だから、何度も爆笑しながら見ていたら、隣の席の人(アメリカ人サラリーマン)が「なんでおかしいのですか?」って質問してきたっけなぁ。核爆弾に赤・青のリード線があったり、空気もない惑星で突風が吹いていたり、空気のない宇宙空間で燃えたり音が伝わってくることにアメリカ人は疑問を感じないんだろうねぇ。
「マトリックス」も1作目だけを飛行機の中で見た。あのような、ワイヤーで吊るして、力学的にありえないアクションを見せる映画はバカバカしい。「ヒーロー」とか「ラバーズ」のような映画は絵的には美しい(と言うか、綺麗すぎる画像がうっとうしい)とは思うし、ストーリーの捻り方もうまい(と言うか、ストーリーのひっくり返し方がうっとうしい)と思うが、ワイヤー・アクションがバカバカしくて、それがせっかくの映画をダイナシにしている。ジャッキー・チェンの映画の中のアクション・シーンで、ジャッキーが間違えて固い部分をパンチして「痛てててぇ〜」って笑えないギャグをやるのと同様なくだらなさを感じてしまう。ジャッキー、いいかげんにせぇ〜よぉ。
で、最近に見た低俗映画のナンバー1は「Doom」っていうやつだ。アメリカで見てきたんだけど、そのうちに日本でも劇場公開されるかも知れない。日本で封切られても、日本の皆さんは絶対に無視しよう。
この映画、テレビゲームを映画化した作品のようだ。私はテレビゲームに興味が全くないので、そのゲームを知らない。多分、ゲームのほうも単調でつまらないんだろうなぁ。撃ちまくるだけのストーリーのないゲームに、ストーリーを無理矢理つけて、それを実写版にしたらこんななっちゃいまいたぁ・・・ってなノリで、めちゃくちゃチープな脚本だ。「エイリアン」と「ゾンビ」をベースに、「スターゲート SG-1」や、「ハルク」などの一連の遺伝子操作ものエッセンスを追加したような感じなものだから、目新しさが何もない。見るのが苦痛。こ〜いうしょ〜もない映画を作る奴らの親の顔を見たいってな現象に陥る。
映画「Doom」
http://www.doom-movie.jp/
4月1日から劇場公開のようですねぇ。とほほ・・・。
コメント