映画嫌い (8)
2006年3月9日映画「ジャー・ヘッド」もサンプル版で見た。
これもめちゃくちゃつまらない映画だった。見るのは時間の無駄だ。
湾岸戦争に出兵した兵士の体験記の単なる実写版である。特筆なアクシデントに遭遇しているわけでもなく、砂漠の中に置かれた兵士たちの坦々とした日々の様子を記したつまらないブログを無理矢理と読まされているような映画だ。盛り上がりも何もなく、平坦にストーリーが進行したまま、突如と終戦となっている。米軍の戦時中における犯罪的行為を内部告発する映画でもなく、戦争の悲惨さを訴えたり、反戦と平和を訴えるという当たり前のことさえしていない映画だ。単に、戦争に行ってみましたぁ、こんなことがありましたぁ・・・だけで終わっている体験記だ。感動も何もない。油田から噴出する原油が黒い雨のように降ってっくるシーンに、あぁ石油がもったいない・・・と思うくらいなものだ。
それにしても、セリフの中に「ファック」とか「ファッキング」ってのが多すぎて、見ていてかなり不快だ。
映画「ジャー・ヘッド」
http://www.jarhead.jp/top2.html
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