映画嫌い (38)

2006年4月17日
 
アロマ企画「オソレザン」の続きは後日に。
 
で、またもや映画の話題だ。
 
このブログのサイトにはアクセス元表示機能があって、どこのサイトからのリンクでこの自分のブログにやってきたのか見られるのである。Yahoo や Google なんかのサーチ・エンジンで検索してやってきた場合は、逆引きして、どんなキーワードで検索してここにやってきたのかがわかる。そのキーワードに私は興味津々なのだ。
相変わらず「しずかちゃんのパンチラ」とか「マクモニーグル インチキ」とか「大泉洋 実家 住所」なんていうキーワードで検索してくる人が多いのが笑える。大泉洋の実家は私の住居の近くにあるんだけれど、住所なんか教えてやるものか!
 
最近、映画の事ばかり書いてきたから、映画に関するキーワードで検索してきた人も目立って多い。「南極物語 ディズニー 犬の名前」って検索した人がめちゃくちゃ多いのである。そんなにタロ&ジロの名前がディズニー版で何となっているのか知りたい人が多いのか!と驚かされた。そんなの知って何になるのか、私にはわけがわからん。答えはマックス&マヤだけど、それがいったいどうしたというのだ?
 
「子ぎつねヘレン エキノコックス」という検索でやってきた人もかなりいる。あの映画でエキノコックスのことが心配になった人が多いってことか。真面目にそのようなことを気にかけている人が多いとは、世の中、まだまだ捨てたもんぢゃないね。
 
で、時々、「ウェイランド 湯谷工業」で検索してくる人がいるのを見かけるんだけど、これって、映画「エイリアン」のマニアさんなんだろうな。2年前に、私がここで映画「エイリアン vs プレデター」の件を書いた時に、「ウェイランド」、「湯谷工業」の件を書いた。映画「エイリアン vs プレデター」で、南極のピラミッドを探検に行く企業の名前が「ウェイランド」社で、一方、映画「エイリアン」での主人公・リプリーの所属する会社の名前が「ウェイランド・ユタニ」社だったから、現在の「ウェイランド」社が将来に「湯谷工業株式会社」とかいう名前の日系企業と合併して、「ウェイランド・ユタニ」社になるのではないか?と推理したのだ。それと同じような事を考えた人が検索してみたのではないだろうか?
 
映画「エイリアン」や、その続編の映画を見ても、「ウェイランド・ユタニ」社についての情報が何もない。単にその社名が出てくるだけだ。だから、その会社が日系企業なのかどうかは不明なのである。「ユタニ」っていう名前から、日本人の姓である「湯谷」ってのを想像しちゃうんだけど、日本語以外で「ユタニ」という単語や名前があるのかは知らない。米国人のイメージでは日本は、ソニー、トヨタ、パナソニック、JVC、キャノン、フジツー、・・・の、ハイテク国だから、映画の中に架空の日本の企業が出て来ても不思議はない。「ダイ・ハード」の1作目で襲撃されたのは「ナカトミ」っていう日系企業のビルだったし、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・2」では主人公・マーティが勤務している会社が日系企業で、マーティにクビを宣告する上司が日系人だった。その上司の名前が「イトー・フジツー」だったけど・・・、伊藤富士通? 富士通って人名ぢゃないと思うんだけど、いいのかなぁ・・・。富士通からクレームがなかったのだろうか?
そんなものだから、「ウェイランド・ユタニ」社が日系企業だという想像は的外れではないと思うのだが、ホントに日系企業なのか、あるいは日本とは無関係なのかはマニアの間でも謎だったのである。
 
ところが、実は、私はその答えを知っているのだ。だから明記しておこう。
「エイリアン」に社名が登場する「ウェイランド・ユタニ」社は日系企業だ!
 
なぜ私がそんなことを知っているのかって?
だって、「エイリアン」の監督、リドリー・スコットに会う機会があって、その時に、私は本人にその質問をぶつけてみたんだもの。彼は大笑いして、日系企業であることを認めたんだもん。
 
「エイリアン」では、主人公・リプリーがアンドロイドのアッシュに襲われるシーンがある。今で言うと、ちょいワル・アンドロイドってとこか。その時、アッシュは、そのへんに置いてあった雑誌を丸めて、それをリプリーの口の中に押し込もうとするのだが、その雑誌って、実は日本の雑誌「平凡パンチ」なのだ。監督が言うには、その宇宙船が日系企業のものだから、日本の雑誌が置いてあることにしたらしく、事前に、日本の雑誌を用意しておくようにスタッフへ指示しておいたとか。
あのシーンは覚えているけれど、「平凡パンチ」を丸めていたなんて気がつかなかったよなぁ。日本の雑誌だ!って気がついた人ってあまりいなかったのでは?
 
で、以前、監督がプロモーションで日本に来た時、「平凡パンチ」からインタビューを受けて、その時に、
「あの雑誌、ウチの雑誌なんですよぉ。」
と言われて、監督は大爆笑だったらしい。
 
 
でも・・・、確か・・・、「平凡パンチ」って、21世紀を待たずして、かなり以前に廃刊になったんじゃなかったっけ? 将来、「平凡パンチ」が復活して、それが宇宙まで持って行かれる時代が来るっていうんだろうか?
「タイム・パラドックス」という言葉を思い出すのは私だけであるまい・・・。
 
 

 
ちなみに・・・、映画「A.I.」の後半に、未来の水没したニュー・ヨークのシーンがあったけれど、同時多発テロで崩壊したはずのワールド・トレーディング・センター・ビルのA棟・B棟のどちらもが、そのシーンでは水面からにょっきり出ている姿があった。同時多発テロの前年に製作された映画だから仕方ないんだけれど、あれも一種の「タイム・パラドックス」だろうか?
 
 
 

 

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