映画嫌い (40)
2006年4月19日本日の映画はコメディの「ソウル・プレイン (Soul Plane)」だ。
タイトルは「ソウル・トレイン (Soul Train)」のパロディかよ?
主人公は黒人男性(名前は忘れてしまった)で、彼は航空機事故(機内のトイレで便座から尻が抜けなくなり、預けていた犬が機外へ放り出されて死んでしまう)でその航空機会社を訴えて勝訴し、1億ドルの損害賠償金を手にする。彼はその金で、業界初の、社員が黒人だけの航空会社を作ろうと決意する。機長もフライトアテンダントも整備士も黒人だ。そして、ロスからニューヨークへ飛ぶ初フライトが実現し、彼はその機に乗り込む。ところが、その機内ではドタバタ・トラブルが次々に発生するのだった。
・・・ってな内容である。
同様の航空機ドタバタ映画には名作「フライング・ハイ」っていうのがあったが、あれの黒人版ってなところだろうけれど、こちらのレベルはかなり低い。機内にクラブがあったり、ファースト・クラスとエコノミーの貧富の差が凄まじかったり、機長が高所恐怖症だったり、・・・と、いろいろと笑いを仕掛けているのであるが、ちっとも笑えないのだ。機長が死んでしまって、操縦を全く知らない主人公が操縦し、着陸されるというお決まりのパターンも登場する。いたるところに黒人のノリが出てくるのが鬱陶しいのだ。見ているのが苦痛になってきた。猫ひろし、マイケル、パッションなんとかの芸がつまらなくて、鬱陶しくて、見ていると苦痛になるのと同じだ。
ってことで、この映画も見る価値はないだろう。テレビでやっていたら、チャンネルを変えるだろうな。
映画「ソウル・プレイン」
http://www.imdb.com/title/tt0367085/
映画「フライング・ハイ」(この映画はオススメだ!)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000E1KMBC/250-0438276-6640264
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