映画嫌い (46)
2006年4月28日本日の映画は「アサルト 13 (Assault on Precinct 13)」である。これ、すでに日本で公開されていたんだ。
舞台は激しく雪が降り続く、大晦日のデトロイト。廃止される「13分署」の閑散とした中で残務整理をしている警官、ジェイクが主人公である。
市内では暗黒街の大物・ビショップが逮捕された。彼を含む4人の犯罪者たちを刑務所に移送する護送バスは、激しい降雪の為に途中で前進が不可能となり、その近くにある「13分署」に緊急避難してきた。それで、ジェイクは天候が回復するまで、犯罪者を留置所で預かることとなった。「13分署」の中にはジェイクのほかに2人の警官と、1人の心理カウンセラーが残っていた。そして、カウントダウンがはじまり、新年を迎える。すると、2人の覆面男が裏口から侵入し、それに気付いた護送バスの警官が射殺されてしまった。ジェイクはその2人の覆面男を射殺したが、外には武装した多数の人影が動き回り、「13分署」を包囲していく。そして、「ビショップを差し出せ」と要求してきたのであった。ジェイクは応援を呼ぼうとするが、電話は不通、携帯電話も妨害電波で通じない。
奴らは何者?
ビショップとはどのような関係?
ジェイクはこの危機を乗り越えることができるのか?
・・・ってなストーリーである。
いや〜ぁ、困ったもんだぁ・・・。
だってさぁ、バラしちゃうけど、「13分署」を包囲した武装集団って、警官たちなんだもの。前述の映画「16 Blocks」と同様な、警官vs警官のバトルなんだもの。ビショップに証言されると警官の悪事がバレて困るから抹殺しようとしているってパターンも「16 Blocks」と全く同じ。ジェイクとビショップの間に友情が芽生えるってのも似たような感じだ。これって、単に舞台だけを変えた映画だよなぁ。
も〜ぉ、いいかげんにせ〜ぇよ! ぷん・ぷん!
それにしても、邦題のサブタイトルが「要塞警察」って、なんだか大げさすぎないかぁ?
「要塞警察」ってのは、この映画の元となったジョン・カーペンター監督の作品のタイトルではあるけどさぁ、要塞なんか出てこないぢゃん。
映画「アサルト 13」
http://www.ap13movie.com/home.php
http://www.herald.co.jp/official/assault/
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6692
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