映画嫌い (51)

2006年5月9日
 
本日の映画は「きみに読む物語 (The Notebook)」だ。これ、かなり前に試写会で見た。
 
養老施設で暮す老女に、ノートに書きつめた物語を読んで聞かせる老いた男性。その物語とは、青年・ノアと裕福な家庭の令嬢・アリーが恋に落ちる、1940年代のラブ・ストーリーだった。
 
実は、この映画、最初の30分のとことまでしか見ていないから、その続きは知らない。あまりにもつまらない映画だから、30分で試写会を抜け出したのだ。ノアという男が実にくだらない男で、こんな男のラブ・ストーリーなんか、アホらしくて見てもしょうがないと判断した。そんな男に惚れるバカなアリーを見るのも時間の無駄だ。2人が裸になって、やはり早々とファックしちゃうのかよぉ・・・ってなシーンで席を立ったのだった。その続きのストーリーなんかどうでもいいことだ。
 
その後、ノアとアリーの2人が痴話喧嘩したところに、未来から車型のタイムマシンがやってきて、子孫が2人を無理に結び付けようとしても驚かないだろうし、巨大な宇宙船に乗ってやってきた宇宙人が町を焼き払っても驚かないよ。2人の前にマッチョなサイボーグが未来からやってきたって驚かないし、その2人が琥珀の中に閉じ込められている蚊の血液から恐竜のDNAを抽出して恐竜を復刻しても驚かないよ。
 
始めの30分を見ただけでも、そのストーリーの結末はある程度、想像がついちゃうものなぁ。ノアとアリーの2人はその後、結ばれずに別々の人生を送ったのか、第2次世界大戦で引き裂かれたのか、何度かの障壁を乗り越えて結ばれたのかはわからないけれど、結局、ノアとアリーの2人って、あの養老施設で物語を読んでいる老人と、聴いている老女なんだろう。老女となったアリーがアルツハイマーか何かで記憶を失っているから、老人ノアが物語を聞かせて記憶を蘇らせようとしているんでしょ? そのようにしか想像できないんだもの。
 
この映画を見て、その結末を知っているかたは、私の推理が正解が不正解かわかるよね。当たっていたら、何か褒美をちょうだい。
 
 
 
映画「きみに読む物語」
http://www.kimiyomu.jp/kimiyomu/
http://blog.goo.ne.jp/kanon_214/e/3580282ca42a6086983f1d6f4808f089
 
 

 
 

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