映画嫌い (101)
2006年9月30日今回のデス映画は2000年の米国映画「キャストアウェイ (Cast Away)」である。主演はトム・ハンクスだ。
主人公のチャックが乗っていた航空機が太平洋上で墜落して、彼は無人島に流れ着いた。そしてその島でサバイバル生活を4年。やっとイカダで島を脱出し、救援されて故郷の街に帰ったところ、恋人・ケリーはほかの男と結婚していて、子供までいたのだった。
単にそれだけのストーリーである。それを2時間17分もかけて見せられるのである。つまらないよぉ。すっごい時間の無駄だよぉ。
無人島でのサバイバル生活のシーンがメインになっているんだけれど、ストーリーに山がなくて退屈だ。ブルック・シールズが出演していたかつての映画「青い珊瑚礁」の男ひとり版である。勿論、ストーリーははるかにこちらのほうがつまらない。
故郷に帰ってからのストーリーも掴みどころがない。故郷に帰る話などカットしちゃって、チャックが乗ったイカダが大型船によって発見されて、それでめでたしめでたしで終わる1時間47分の映画にしたほうが良かったのではないだろうか? 故郷に帰ってからの、その後のシーンってのは取って付けたような無駄なストーリーにしか思えないんだもの。
ってことで、この映画のデス度は星4個。2時間17分も黙って座ってこの映画を見るだけの忍耐がないのは私だけであるまい。
★★★★☆
映画「キャストアウェイ」
http://www.eiga-portal.com/movie/castaway/01.shtml
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32452/index.html
http://us.imdb.com/title/tt0162222/
主人公のチャックは「FedEx (フェデックス)」社という実在する国際宅配便会社の社員ってことになっていて、その会社が所有する貨物機に乗っていて、それが墜落しちゃうのである。
よくもまぁ、「FedEx」社は自社の名前を使うことを認めたよなぁ・・・。
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