映画嫌い (138)

2007年1月20日
 
本日のクソ映画は2006年の米国映画「パイレーツ・オブ・アトランティス - キャプテン・キッドの財宝 (Blackbeard)」だ。
 
1717年、英国海軍のメイナード海尉は、大西洋を荒しまくる海賊の討伐の命令を受ける。そして、海賊・黒ヒゲの一味に潜入捜査をして、キャプテン・キッドの財宝を探すのだが・・・。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/Blackbeard.jpg
 
果てしなくつまらない。呆れたクソ映画、カス映画の世界である。最後まで見たのだが、メイナードの正体が黒ヒゲにバレちゃって、メイナードが無人島に置き去りにされてしまい、そこで「エピソード・2に続く」って、あのなぁ・・・。どこにも「上・下」巻のシリーズものだなんて書いてないんだから、これは一種の詐欺ってもんだろぅがぁ・・・。でも、こんなやつの続きを見たいと思う人っていないだろうなぁ。
 
実は、この映画のDVDを日本で発売している会社が、あの「アルバトロス・フィルム」なのである。「クィーン・コング」、「えびボクサー」、「尻怪獣 アスラ」などのおバカ映画を日本で配給していたあの「アルバトロス・フィルム」だ。
「アルバトロス・フィルム」についてはバック・ナンバー参照。
http://diarynote.jp/d/28044/20051025.html
だから、この映画もその手のナンセンス系のおバカ映画じゃないかなぁと思って見ていたところ、そうじゃなくて、お笑いシーンもなく、真面目に作ってあるアドベンチャーものなのだ。いくら真面目に作っていても、盛り上がりのないすごくヘタクソな映画である。真面目だからかえって始末が悪い。いわゆるB級以下ってやつだ。そ〜いう意味ではナンセンス映画なのかも知れないけれど、それまでの「アルバトロス・フィルム」の一連のおバカ映画の路線を期待して見ても、その期待に沿うものではないから、単なるカス映画でしかないのだ。英語の原題は「黒ヒゲ」の意味なのに、その邦題「パイレーツ・オブ・アトランティス」からして「パイレーツ・オブ・カリビアン」に便乗したパチものにしかなっていない。果てしなくクソ映画、カス映画の世界である。見るのは時間の無駄だ。
 
 
映画「パイレーツ・オブ・アトランティス - キャプテン・キッドの財宝」
http://www.imdb.com/title/tt0472242/
http://direct.nagase.co.jp/dvds/ItemNSD-2813S.html
「アルバトロス・フィルム」ホームページ
http://www.albatros-film.com/
 
 

 
黒ヒゲの本名はエドワード・ティーチといい、実在の人物だったようだ。
 
 

 
 

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