映画嫌い (181)
2007年6月3日本日のクソ映画は1989年のイタリア映画「パプリカ (Paprika)」である。日本では未公開の映画だ。
パプリカは売春の館で働き始めた。
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同僚の売春婦たち、館のオーナー、客との、どうでもいいようなクソ・ストーリーが・・・。
前述の邦画「さくらん」で思い出したのがこの映画なのである。江戸時代の遊廓という舞台を、現代のイタリアの売春宿にすり替えたような映画なのだ。ろくストーリーなんかありゃしないのも同じ。わけがわからない映画なのだ。主人公に全く魅力がないのも同じだ。1989年の映画なのに、まるで1960年代のような映像で、その当時のエロ・グロ、デカダンスな風潮を模倣したかのような雰囲気がプンプンしてくる。1960年代から70年代には、この手のわけのわからない退廃した映画ってよくあったよねぇ、イタリアにも日本にも。ろくなストーリーがなくて、意味もなくおねえちゃんの裸体が出てくるサイケなアレだよ。
前述の「さくらん」では主人公は乳首すら見せていない(あの女優のは見たくねぇよ)のに、こっちの主人公はやたらと脱いでスッポンポンになる。乳房がタレぎみでデカい。意味なく、ほかの女性の裸体もやたらと出てくる。ポルノ映画なみだ。みんな、乳房がタレぎみで、お尻がデカい裸体なのだ。これって監督の趣味なんだろうかねぇ? キレイな裸体とは言えないよなぁ。全くエロスを感じなくて、デカダンスを感じてしまうなぁ。
で、私が見たのは無修正版で、日本では見られない、あんなものやこんなものまでもボカシもモザイクもなくノーカットの丸見えなんだけれど、美しくないなぁ。汚いなぁ。そ〜いうのって見たくないよなぁ。便所臭いんだよなぁ。せっかく脱ぐのなら、キレイなのを見せてよぉ、お願いだから。
映画「パプリカ」
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id161142/
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