映画嫌い (186)
2007年6月16日本日のクズ映画は2006年の邦画「アルゼンチンババア」である。
こ〜いう、「アルゼンチンババア」とか「舞妓haaaan!!!」とか、そ〜いう邦画って、タイトルだけでどぉ〜しょ〜もないクズ映画だってわかっちゃうねぇ。原作がよしもとばなな・・・って、こりゃぁ、どぉ〜しょ〜もない内容なんだろうなぁ・・・と、見なくても容易に想像がつく(大嫌いなんだよなぁ、この作家。私が山田悠介のことが大嫌いなのと同じ理由だ)。まぁ、そ〜いう偏見は一掃して見てみたんだが・・・。
女子高生の涌井みつこは母を亡くした。母が死んだその日、みつこの父・悟はその現実を受け入れることができなくて失踪した。そして半年が過ぎた。
その町のはずれの草むらの中には謎の一軒家があった。その家にはアルゼンチンババアと呼ばれている謎の女・ユリが住んでいた。失踪した父がユリの家で暮らしている事がわかり、みつこは恐る恐るユリの家を訪問してみる。
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そこにいた父は自分の家に帰ろうとしない。父の妹(みつこの叔母)が説得に行くが、それでも帰ろうとしない。そして、ユリは悟の子を妊娠する・・・。
随分と中身の薄い映画だ。ろくなストーリーがないまま、何を言いたいのかも表現できずに、矛盾した終わり方をしている。全然、感動もなければ、ハートウォーミングのカケラもない。要するに、どぉ〜しょ〜もないクズ映画だ。みつこ、父、叔母、ユリのそれぞれの登場人物の言動・性格のあちこちにツッコミを入れられるほど、すごく矛盾しているのである。だから、真面目にストーリーを追いながら見るのがバカらしいのだ。こんなクズ映画を見るのは時間の無駄だ。なんで日本の映画界ってこんなクズ映画を次々と作っちゃうんだろうねぇ? なんでこんなのを映画化しようと考えたんだぁ? 頭、おかしいんぢゃないのぉ?
クズ映画ではお馴染みの俳優がこの映画でもいろいろと出てくる。お馴染みの役所広司、岸部一徳、きたろう、・・・と、その名前を見ただけで、クズ度がわかっちゃうものなあ。懐かしいところでは、石井光三がチョイ役で出ていたりする。叔母の役は森下愛子だねぇ、この人も懐かしいんだけれど、、かなりフケたねぇ。ユリの役に鈴木京香ってのもウソくさくてミスマッチだなぁ。
映画「アルゼンチンババア」
http://www.arubaba.com/
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