閉鎖嫌い
2008年2月16日閉鎖しました。
札幌の澄川にある「ケンタッキー・フライド・チキン」が。
澄川の北洋銀行のある交差点の、角から2軒目にあった店である。その隣である角に以前あったのは、数ヶ月前にここで閉鎖をお知らせした「コジマ電器」だった。あの一帯は呪われているのだろうか? 自縛霊でもいるのなら写真とらせろ。(ちなみに、「コジマ電器」だった店舗は、現在、改装中で、どうやら薬屋のチェーン店の「クスリのツルハ」ができるようだ。「ツルハ」は北海道ではあちこちにチェーン店がるドラッグ・ストアだ。勿論、ヘロイン、コカインなのどドラッグは売っていないが。)
あの「ケンタッキー・フライド・チキン」もヘンテコだったよなぁ。
隣に「澄川温泉」という銭湯があるのだ。店名に「温泉」という名前が付いているけれど、湧き出た温泉を使っているわけでもなく、普通の銭湯である。店の前には看板がわりにタヌキの置き物(お馴染みの睾丸のデカいアレである)が設置してあるものだから、その銭湯の通称は「たぬき湯」である。そのタヌキの置き物がデカいんだよなぁ。身長が5メートルくらいあるんじゃなかろうか? 陰茎のある部分の高さが私の身長より高い。そんなものだから、あのデカいタヌキの置き物は、澄川のランドマークになっている。
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で、なぜか、その「たぬき湯」を利用した入浴客たちが、風呂上がりに隣にある「ケンタッキー・フライド・チキン」に寄るパターンが多かったのだ。隣だから寄りやすいってのは理解できるが、風呂上がりにフライド・チキンを食べたくなるってのは私は理解できない。私ならば、コーヒー牛乳やビールを飲みたくなるか、食べるとしてもせいぜいアイス・キャンディくらいだろう。
そんなものだから、夜にあの「ケンタッキー・フライド・チキン」に行ったら、風呂上がりの客が多くて、店内が風呂上がりの臭いっていうのか、石鹸の香りというのか、洗い髪のニオイというか、あの独特のニオイが充満していたのである。風呂上がりのニオイはそれだけの単品であるならば悪くはないんだけれど、あのニオイがフライド・チキンと混合しちゃうと、互いにぜんぜんマッチしていなものだから、なんだか気持ち悪くなってくる。あれにはまいったなぁ。フライド・チキンを食べる気が全くしなくなるぞ。
「モス・バーガー」、ピザの「シェーキーズ」、カレーの「リトル・スプーン」、「ミスター・ドーナッツ」と次々に閉店しちゃった札幌・澄川で、「ケンタッキー・フライド・チキン」も閉店だから、これで地下鉄「澄川駅」界隈のファスト・フード店は全滅したことになる。
錆びれゆく我が街・澄川、恐るべし!
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