映画嫌い (241)

2008年2月28日
 
本日のクソ映画は2007年の米国映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 (Mr.Magorium’s Wonder Emporium)」である。ったくもぉ、ど〜しようもないクソ映画なのだ。不思議なおもちゃ屋だの、チョコレート工場だの、子供にコビたシチュエーションでウケを狙うんぢゃない!
現在、この映画は日本でも劇場公開中らしい。今後、この映画を見る予定の人は以下を読まないように。ふたりだけの約束だよん。
 
その魔法のおもちゃ屋はまわりにビルが建ち並ぶ都会の一角にあった。店内には不思議なおもちゃがいっぱい。オトナも子供も夢中になるワンダーランドだ。おもちゃ屋は毎日大盛況。
オーナーのマゴリアム氏は243歳。そのおもちゃ屋を開店して113年になる。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/magorium1.jpg
マネージャーとして働いているのは23才のモーリー・マホーニーだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/magorium2.jpg
エリック少年もお手伝いとして働いている。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/magorium3.jpg

ある日、マゴリアム氏は突然とおもちゃ屋からの引退を宣言する。そして、会計士のヘンリーを雇って店の資産価値の計算を依頼し、モーリーに店を譲渡しようとするのだった。どうやらマゴリアム氏は旅立つらしい。それも天国への旅立ちらしいのだ。モーリーはマゴリアム氏を病院に連れて行くが、マゴリアム氏の健康状態には全く問題がない。モーリーには店のオーナーとなる自信がなく、旅立とうとしているマゴリアム氏をなんとか説得して引き止めようとする。マゴリアム氏によって生命を吹き込められたおもちゃたちが、マゴリアム氏の引退に反対して次々に暴走し、店はそれでゴチャゴチャに。
そして、別れを惜しむモーリーを残して、マゴリアム氏は引退して旅立つのだった。マゴリアム氏の墓が墓地に建てられた。
落ち込むモーリーにはおもちゃ屋を継続する意志がなく、店を売りに出そうとする。エリック少年も会計士のヘンリーも、モーリーがオーナーとなって店を継ぐ事を願っているが、マゴリアム氏のようにおもちゃを自在に操る魔法を身につける自信がモーリーにはなかったのだ。
そして・・・。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/magorium4.jpg
 
 
パッパラパー!である。だから何なんだよぉ?ってな感じだ。
モリーはかつて神童と呼ばれたピアニストだったが、ハタチ過ぎればタダの人で、ピアノに挫折した人として描かれているし、エリックは友達がいない孤独な少年で、エリックと会計士のヘンリーとの友情も描かれているんだけど、だから何なんだぁ?なのだ。
マゴリアム氏の正体には一切言及しないで、見ている者に魔法使いだと想像させている手法にも疑問だ。魔法のおもちゃの表現もありきたりすぎて想像力ってものを感じられないどころか、ごちゃごちゃしちゃって見ていると疲れるんだもの。シロートのモリーがなぜに魔法を使えるようになったのかも説明されていないしなぁ。
ってことで、私は全然、この映画を楽しめなかったよ。
 
 
映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」
http://woman.excite.co.jp/cinema/magorium/
http://www.imdb.com/title/tt0457419/
 
 

 
モーリーを演じているのはナタリー・ポートマン(Natalie Portman)、26才だね。
かつて映画「レオン」でマチルダを演じていた子役だ(当時13才)。オトナになって、その後、「スター・ウォーズ」シリーズ、「V・フォー・ヴェンデッタ」などの映画にも出演して、今回は23才の役なんだけれど、相変わらず胸がペッタンコ! マチルダの頃と変わらないペッタンコが凄いよなぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
 
ナタリー・ポートマン
http://www.imdb.com/name/nm0000204/
 
 
このような映画って、ポルノ・パロディ版が作られるのが常であるから、多分、「マ●ゴリアムおねぇさんの不思議なオトナのおもちゃ屋」とかいうアダルトものが出るんだろうなぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
 

 
 

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