映画嫌い (253)

2008年3月31日
 
本日のクソ映画は2008年の邦画「あの空をおぼえてる」だ。ジャネット・リー・ケアリーの小説を和風に改悪して映画化したものだ。この映画は今月の25日から劇場公開されるらしい。
 
写真館を経営している父、身重の母、そして小学4年生の英治と6才の絵里奈の2人の子供。4人家族は幸せに暮らしていたのだが、ある日、英治と絵里奈は交通事故に遭ってしまう。英治は奇跡的に助かったが、絵里奈は死んでしまったのだ。悲しむ両親は暗い闇の中へ。
英治は自分だけが生き残ったことをつらく思いながらも、なんとか両親に笑顔を取り戻してもらおうと明るく振る舞うが・・・。
 
めちゃくちゃつまらないクソ映画である。なんでこんな映画を作っちゃうんだろうねぇ。思慮深い子供が大人を励まして家族を再生するというエセ・ファンタジーだ。子供の死を我田引水で利用して、こんなので感動しろと言うのか、バ〜カ! いたいけな英治の姿を見せたかったのが見え見えで、そんなものだから、両親の存在感がぺらぺらに薄い。愛する娘をはねた運転手に対する両親の感情すら描かれていないデキソコナイ映画なのだ。全くリアリティもなければ、感動もない。なんなんだよコレ? 邦画はくだらないものばかりだけれど、下には下があるもんだねぇ。
私は原作本を読んだことはないんだが、原作もこんなくだらないストーリーなんだろうか?
 
 
映画「あの空をおぼえてる」
http://www.sonypictures.jp/movies/anosora/
原作本
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31086905
 
 

 
 

 
 

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