映画嫌い (282)

2008年6月18日
 
本日のクソ映画は2006年のフランス映画「バグズ・ワールド (La Citadelle Assiegee)」だ。実写版の本物の蟻の生態の接写映像を元に、擬人化してストーリーをでっちあげた失笑のバカ映画である。今月の28日から日本でも劇場公開されるようだ。今後、この映画を見る予定の人は以下を読まないように。
 
アフリカの草原には「オオキノコシロアリ」の巨大な巣が点在している。それぞれの1つの蟻塚では、1匹の女王蟻を中心にして、数百万匹の蟻が城と化した巣の中で役割分担をして生きている。徹底した管理社会の要塞都市ができあがっているのだった。しかし、あるひとつの巣に危機が訪れた。自然災害によって巣に大きな損傷が発生してしまい、更には、放浪する狂暴な蟻「サスライアリ」の大軍が迫っているのだった。サスライアリは大蛇すら食い尽くす攻撃的な肉食蟻だ。対照的な生態のシロアリ軍とサスライアリ軍との戦争が始まる・・・。
 
面白くない映画だねぇ。蟻の生態はシュールなほど機械的なんだよなぁ。だから、そんな蟻をファンシーに擬人化してストーリーにしちゃっても、さっぱり訴えるものが感じ取れないし、感情移入もできないのだ。だから何なんだ?ってな領域を出ていないわけ。蟻の生態に興味ない人がこんなの見てもしょうがないだろ。昆虫好きな子供がこの映画を見ても飽きてくるんじゃないかなぁ?
ってことで、こんな映画は無視しようぜ。
 
 
映画「バグズ・ワールド」
http://www.cinemacafe.net/official/bugsworld/
 
 

 
 

 
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索