最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
 
「かわなみ食堂」
私の住んでいる札幌市南区澄川にある店だ。市営地下鉄「澄川」駅の裏にあるケーキ屋「ろまん亭」(おいしくて有名だよ)の隣にある店だ。私はここ澄川に住みはじめてかなりの年月が経過しているんだけれど、その店は私が住みはじめる前からそこあり、澄川のいろいろな店を経験している私も今までに一度も入ったことがなかった店なのだ。だって、なんだか入りにくい雰囲気の店なんだもの。店の前には公明党の掲示板があって、いかにも「創価学会の信者がやっている店ですよぉ〜」ってな主張を感じさせるんだもの。客に布教したりはしないだろうけれど、そ〜いうカルトにわざわざこちらから接触する必要もないだろうと思い、敬遠して今までに一度も入ったことがなかったのだ。外からは店内の様子が全く見えないので、どんな感じの店なのかわからないのも無気味に思えた。ところが、つい最近、この店を初体験しちゃった。なぜにこの店に行ったのか、特に理由はないんだけどね。
 
休日の夕方に行ってみたところ、他には誰も客がいなくて、閑古鳥状態だった。調理担当の婆さんがひとりで店をやっているのだ。80才くらいじゃないだろうか。L字型のカウンター席のみで、そのL字の中がまる見えの調理場になっている。外観で想像したより広い店なのが意外だった。古い雑誌に混じって、創価学会の機関誌が置いてあるのがイヤだなぁ。
で、味噌ラーメンを注文してみたのだ。人あたりの良さそうなその婆さんは、マイペースでラーメンを作っていく。ひとりごとを言ったり、鼻歌を歌ったりしながらだ。そして出てきた味噌ラーメン。うへぇ〜、こりゃ、あっさりしすぎ。この薄すぎる味噌スープ、私は絶対にダメだな。味噌の味はしているものの、薄い味噌汁の類なのだ。こんな味噌スープでは、どんな麺もマッチしないだろう。まずすぎ。顔をしかめながら食べている私の向こう側で、婆さんは鼻歌を歌いながら椅子に座ってギョーザを作っている。憎めない婆さんだ。しかし、食べているのがつらくなってきて、6割くらい食べたところでギブ・アップ。味噌ラーメン一杯が500円だ。札幌市内でラーメンが500円ってのは安い。しかし、あの味では逆に現金をもらったとしても二度と食べたくないぞ。
ってことで、評価は0点。一発で殿堂入りだな。
 
かわなみ食堂
http://www.sapporo-ramen.net/omise/kawanamisyokudou/



追記:
ちなみに、その後、この店舗に車が突っ込んで、入り口付近が大破しちゃいました。そして、修理改装の為にしばらく(約一ヶ月)の間、休業状態となり、その後に復活しています。
確かに新しくなったのですが、店舗の基本形状が同じなのでほとんど雰囲気は変わっていません。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索