映画嫌い (301)
2008年8月22日本日のクソ映画は2008年の米国映画「ベガスの恋に勝つルール (What Happens in Vegas)」である。現在、日本でも劇場公開中だな。
舞台はニューヨーク。ジャックは父親の経営する家具工場で働いていたが、父親から解雇を言い渡されて激しく落ち込む。
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ジョイはニューヨークの証券取引場で働くキャリア・ウーマン。ジョイは彼氏のメーソンからふられてしまい、激しく落ち込む。
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ジャックは気晴らしにラスベガスでパ〜ァっと楽しもうと計画し、一方のジョイもラスベガスでの憂さ晴らしを考える。
そんなふたりがラスベガスで出会ってしまった。お互いの悲しい境遇を理解し、ふたりは飲んで踊って騒いで盛り上がる。ベロベロに酔った勢いで、ふたりはファックして、結婚の約束までしちゃったのだ。
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翌朝、ふたりは泥酔からさめ、何があったのかお互いによく覚えていない状態だ。そこで、ふたりは昨晩の事はなかった事にしようと、スロットマシーンの前で話し合うが、互いに自分がふられてしまったことになってしまっては自分のプライドが許さない。そしてふたりはケンカになってしまったのだ。その時にジョイの25セントを投入してジャックがレバーを引いて回したスロットマシーンが大当たりしてしまった。
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大当たりの賞金は最高金額の300万ドルだ。
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それに驚くふたり。レバーを引いて回したのはジャックだから、賞金を受取る権利はジャックにある。それが気に入らないジョイは、昨晩に結婚の約束をしていることを盾に、ふたりは夫婦だからと賞金の半分の権利を主張し、裁判となる。
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そして、裁判長から言い渡された判決とは、
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賞金を一時凍結して裁判所あずかりとし、ふたりを夫婦と認め、半年間の夫婦生活の様子を裁判所の指定のカウンセラーに毎週報告するというものだ。
ジャックのボロ・アパートで奇妙な新婚生活が始まる。
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お互いに相手にカネを渡したくないとイガみあうふたりは、イヤガラセの数々を相手に仕掛ける。そして・・・。
つまらないよぉ・・・。
結末は誰にでも想像がつくだろう。イガみあうふたりの間に本当の愛が芽生えてしまって、本当の結婚をしちゃうんだろう、それしかないだろう。見ていたら、やはりそれで終わっていた。あぁ、そんなベタな映画なんか作るなよなぁ。それにしても、本当の愛になるキッカケが無理矢理っぽくて私はあれには納得しないぞ。なんでそうなっちゃうわけ? そんなアクロバットなハートウォーミングを見せられてもシラケるよ。コメディとして笑える箇所がひとつもないどころか、イヤガラセのシーンを見てるとこっちのほうもイヤな気分にさせられてしまう。脇役として登場しているジャックの親友の弁護士にもっとコメディやらせりゃいいじゃんか。
ってことで、こんなバカな映画を見てもしょうがないから、絶対に無視しようね。邦題の「ベガスの恋に勝つルール」ってのが内容と全然マッチしていないしなぁ。
映画「ベガスの恋に勝つルール」
http://movies.foxjapan.com/vegas/
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