映画嫌い (307)

2008年9月5日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「イントゥ・ザ・ワイルド (Into The Wild)」である。実話の映画化らしい。この映画は日本では今週の週末から劇場公開される予定があるようだ。
 
1992年の夏、アラスカの荒野に放置されたスクラップのバスの中で、ひとりの青年の遺体が発見された。その青年の名前はクリストファー・マッカンドレス。彼は米国の東部の裕福な家で生まれて、大学を優秀な成績で卒業したが、その直後に金も家族も捨てて、真の自由と幸福を求めて放浪の旅に出たのだった。彼は旅の途中で様々な人と出会う。そして、アラスカを目指して大自然の中に踏み入ったのだった。彼が見て体験した大自然とは・・・。
 
 
なんだかわけのわからない映画になっちゃっている。何を言いたい映画なのかさっぱりわからないのだ。自己探求、自分探しの旅に出て、結局のところ彼が感じたもの、彼が見つけた自分自身、彼が見い出した真理って何だったのか表現しきれていないんだもの。北米の雄大な自然を見せているが、それが彼にとっての何だったのかも見えてこない。廃バスの中で死んでいった彼が哀れなだけだ。だから何なんだよ?ってな感じ方しかできなかったな。この映画の監督は俳優のショーン・ペンだ。監督業には向いていないんじゃないの?と思うのは私だけであるまい。
 
 
映画「イントゥ・ザ・ワイルド」
http://intothewild.jp/top.html
 
 

 
 

 
 

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