映画嫌い (318)

2008年10月4日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「スターゲイト・コンティニュアム・ザ・ムービー (Stargate Continuum)」である。米国の人気テレビ・ドラマ「スターゲイト SG-1」シリーズのスピンオフの形で制作された映画だ。「スターゲイト SG-1」シリーズを見ていない人にとってはチンプンカンプンな世界観の中の映画で、ティルクって何者なのかとか、そ~いう基本事項の説明も一切ないから、「スターゲイト SG-1」シリーズを見ていない人がこれを見てもしょうがないだろうな。この映画は日本では劇場公開なし。DVDが出ているようである。
 
サマンサ・カーター大佐、キャメロン・ミッチェル中佐、ダニエル・ジャクソン博士の3人は、スターゲイトを通過して地球に戻ってきたが、悪の宇宙人・バールの開発したタイム・マシンの作用によって、地球の歴史が大きく変わっていたのだった。地球ではスターゲイトがまだ発見されていなく、かつて一緒にスターゲイトのSG-1チームで活動していたはずのジャック・オニール大佐は彼ら3人の事を知らないという別世界だった。バールの宇宙船からの地球への攻撃が始まる中、3人はなんとか元の地球に戻そうとする。そして・・・。
 
ハモンド将軍など、シリーズの新旧のレギュラー・メンバーがチョイ役ながら登場しているので、「スターゲイト SG-1」シリーズのファンの人は必見の映画だろう。しかし、私はあまり面白いとは思えなかった。地球に戻ってみたら歴史が変わっていたという、パラレルワールドの別地球になっているというアイディアがたいして面白くないし、別地球の現状に翻弄される3人の描写も物足りない。かなり消化不良ぎみに見えてしまうのだ。米国の空軍、海軍の全面的な撮影協力があり(撮影中に2人の軍人が死んでいる)、更には南極でのシーンを極寒の北極圏でロケしたりと、かなりの力を入れた撮影を行なっていながらも、それが実際の映像ではあまり効果的には見えていないのが残念だね。
それにしても、ジャック・オニール、毎度の笑えない皮肉のボヤキは健全ながらも、すごく老けたのには驚きだ。おっさんだったその姿が完璧に爺さんになっちゃっている。ティルクがスキンヘッドじゃないのにも違和感があるなぁ。
で、「スターゲイト アトランティス」シリーズのレギュラー・メンバーがひとりも登場しいないのはなぜだ?
 
スターゲイト・コンティニュアム・ザ・ムービー
http://www.foxjapan.com/dvd-video/tv/continuum/index_frames.html
http://www.imdb.com/title/tt0929629/
 
 

 
 

 

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