映画嫌い (324)

2008年10月13日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の韓国映画「バカ (PABO - Miracle of Giving Fool)」である。これまた、ど~しょ~もない無意味映画なのである。人の死によって無理矢理と感動をデッチ上げるという、典型的な韓国クソ映画の手法だ。こんなので感動できるかよ、バ~カ!
 
露店のトースト屋を営んでいる男、スンニョンは「バカ」だ。子供の時に一酸化炭素中毒の事故のために脳にダメージを受けて、知的障害となってしまったのである。両親を失い、彼は高校生の妹・ヂインとふたり暮らしをしている。ヂインは「バカ」である兄のことを嫌い、兄を罵倒し、外では他人のふりをしていたのだった。
ある日、ジホという娘が10年ぶりに町に帰ってきた。ジホはピアノの勉強でヨーロッパに留学していたが、挫折して実家に帰ってきたのだ。スンニョンはジホに声をかける。小学生の時に同級生だったスンニョンのことをジホは思い出した。挫折中のジホは、いつもニコニコと笑っているスンニョンの姿に親しみと癒しを感じるのだった。
そんな時、ヂインが病気で倒れて、スンニョンはヂインを助ける為に奔走する。ヂインは兄の本当の愛情を知って、今までの自分の態度を深く悔いるのだった。ところが、スンニョンは人違いされてヤクザに殺されてしまう。ヂインもジホも、スンニョンのニコニコ顔を思い出しながら深く悲しむのであった。おしまい。
 
この映画、かなり焦点がボケちゃっているぞ。兄妹の愛情という観点でも表現不足でパッパラパーになっちゃっているし、ジホとスンニョンの関係という観点でも何を言いたいのかさっぱり見えてこないのだ。結局は「だから何なんだよ?」ってな事にしか見えてこないのである。
この手の「だから何なんだよ?」映画はこの映画だけではなく、ほとんどの韓国映画に共通しているから、いくつかの韓国映画でそのナンセンスさを体験している我々にとっては「またかよ!」という感想しか持てないんだよなぁ。ストーリーで無理矢理と人を殺しておいて、それで無理矢理と臭い感動を偽善的にデッチ上げるのは韓国映画の毎度毎度の手法だもの。韓国人にはそ~いうのに感動しちゃうという「お涙ちょうだい型」と「涙する自分への自己陶酔型」の民族性があって、需要があるから供給もあるというパターンで、この手のエセ映画が次々と韓国で制作されちゃっているわけだ。こ~いう映画に泣けて感動しちゃう人って、人間として大切な何かを忘れちゃっているぞ・・・と思うのは私だけであるまい。
 
映画「バカ」
http://www.babo2008.co.kr/
http://heavysweetheaven.web.fc2.com/baka.html
 
 

 
ちなみに、この映画の中でのように、知的障害者が一般の人と問題もなく同じコミュニティの中に存在しているというのは、韓国では絶対にありえない事なのである。醜悪な事に、韓国では知的障害者の皆さんや、身体に障害を持った皆さんには人権はない。迫害され、疎外され、罵倒され、一般人とは隔離された世界で生きていかなければならないのが現状である。韓国では、障害者を「ピョンシム(病身)」という差別・罵倒する言葉で呼ぶのが一般的で、障害者は人間扱いされないのである。更には、「病身舞」という障害者の身ぶりをバカにした踊りがあり、障害者を笑い者にする風習があるのだ。酷すぎるぞ韓国人ども!
 
そんな国だから、当然、ソウルや釜山などに行けば、街中にバリアフリーが何ひとつない。障害者は来るなという事なのだ。韓国でパラリンピックの様子がテレビで放送されると、「気味悪いものを見せるな」との苦情が殺到し、放送中止になるという事も実際に起きている。生まれてきた子供が障害児だった場合、養子として海外に売るのが当然で、その数は年間1000人以上にもなるという統計もある。韓国とは、そ~いう国で、そ~いう民族が住んでいるんだなぁ。そ~いう奴らを映画で感動させてどうするんだよ?
 

 
 

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