映画嫌い (332)

2008年11月6日 映画
 
本日のクソ映画は2007年の米国映画「プレモニション (Premonition)」である。
 
主人公は主婦のリンダ・ハンソン。リンダは夫のジムと、2人の娘と、一軒家で平和に暮らしていた。
ある日、リンダは2人の娘を学校まで車で送った後、家で家事をしていると、警官がやってきて、ジムが交通事故で即死した事を告げられた。リンダはその現実を受け入ることができず、学校から帰ってきた娘にもその事実を告げられずにいた。心配した実母が家にやってきたけれど、リンダはどうして良いのかわからない。実母の勧めでリンダは眠るのだった。
リンダが目覚めると、家の中には普段のようにジムがいた。ジムが死んだというのは夢の中の出来事だったのか? いつものような平和な家庭があり、リンダは安心してジムとベッドで眠る。
ところが、リンダが目覚めると、家の中には喪服を着た親戚や友人たちがやってきていた。これからジムの葬儀があるのだ。リンダは本当にジムが死んでしまったのか疑う。リンダは葬儀屋の運んできたジムの遺体を見ようとすと、棺の中は頭部が分離したジムの遺体があった。
リンダが再度、眠りについて、目覚めると、ジムは生きていた。リンダが眠り、目覚めると、ジムが生きている世界と、ジムが死んでしまった世界の2つの違う世界を行ったり来たりしているということに気がつく。ベッドの枕元には見覚えのない抗鬱剤の瓶が。長女の顔には見知らぬ多数の傷が。2つの世界にリンダは翻弄・錯乱されていき・・・。
 
リンダを演じているのはお馴染みのサンドラ・ブロックだ。
2つの別の世界ってものを、まるでパラレル・ワールドのように見せているんだけど、実は、ジムが死ぬ前と、死んだ後の2つ時間を行ったり来たりしているという、一種のタイム・スリップものだったのである。このオチには私は椅子からずり落ちてしまったぞ。タイム・スリップものだから、勿論、なぜにリンダの身の上に時間移動の現象が起きているのか説明が一切ない。そして、リンダはなんとかジムの交通事故をくい止めようとするというストーリーに暴走していくわけだ。やはりそうきたか。あぁ、つまらない。この結末を知りたい人だけ、映画を見てくれたまえ。あまりにもくだらなくてタメ息が出てしまうだろうけど。
 
映画「プレモニション」
http://www.cent-21.com/movie/2007/premonition.htm
 
 
追記:
この映画は2009年1月末より「シャッフル」のタイトルにて日本で劇場公開されるようだ。
日々が「シャッフル」されちゃっているわけでもないのに、なんでこんなヘンテコな邦題にしちゃうんだろうね。邦題の担当者ってかなり頭が悪いんだろうなぁ。その邦題を認可しちゃう会社上層部もバカだね。

映画「シャッフル」
http://shuffle-movie.com/



 
 

 
 

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