映画嫌い (338)

2008年11月13日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の邦画「ハンサム・スーツ」だ。現在、劇場公開中のようだね。これまた、どぉ~しょ~もないラブ・コメだな。こんな映画を作っているから、いつまでたっても邦画ってつまらないのだ。
 
琢郎は定食屋を営む33歳。容姿が悪いので女性には全く縁がない。美人のアルバイト女性に告白したがフラれてしまった。そんな時、彼は紳士服店でハンサム・スーツを勧められる。それを着るとハンサムになるという不思議な力があるのだ。琢郎はハンサムに変身して杏仁と名乗り、モデルにスカウトされてスターになっていく。
 
この映画にも全く笑える箇所がなかった。ホント、つまらないのである。登場人物たちのキャラは個性的ではあるが、その描写には深みが全くない。特に、琢郎のトラウマの表現がないし、彼の小さな幸せ探しの挿話もぜんぜんなっておらんじゃないか。「ドラえもん」や「笑うセールスマン」にでも出てきそうなスーツのアイディアもいまひとつ消化しきれていなくて、スーツが開発された目的やその効用の副作用にヒネリもなければ、最後のドンデン返しも想定内でサプライズになっていない。ストーリーも脚本もアマチュアのレベルを脱していないのである。こんなので面白いとか笑えるとか思って作っているのだろう。専門学校の生徒が卒業制作で作る映画じゃないんだから、こんな才能のない奴らに監督や脚本をやらせるなよなぁ。ったくもぉ、どぉ~しょ~もない映画だ。こんな映画は絶対に無視しよう。
 
映画「ハンサム・スーツ」
http://www.handsome-suits.com/
 
 

 
 

 
 

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