映画嫌い (346)

2008年11月28日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「デイブは宇宙船 (Meet Dave)」である。エディ・マーフィが主演するコメディだ。60億円かけて制作されながらも、米国では今年の7月に公開されて、その9%しか興行収入で回収できず、大コケしちゃっている。日本では正月映画として来月の後半から劇場公開される予定だったようだけれど、それも延期されちゃったみたいだ。こんな映画じゃ日本でも収益が期待できないだろうね。

ジョシュは小学5年生の少年。母親のジーナとニューヨークのアパートでふたり暮しをしている。ある夜、ジョシュの部屋に空から小さなボールが落ちてきた。そのボールは宇宙の彼方にあるニル星からやってきた「オーブ」と呼ばれる装置だったのだ。ジョシュはそれが何かわからないま保管していた。
その数カ月後、ニル星からニューヨークに密かに宇宙船がやってきた。その宇宙船の中には身長1インチのミニチュアサイズのニル星人たちが。宇宙船は等身大の地球人の黒人の形状をしているロボットで、船長の指示で乗組員たちが操縦しているのである。彼らの目的は、オーブを探し出して、それを使って地球の海水をくみ上げて、故郷のニル星の滅亡の危機を救うというものだ。さっそく宇宙船は人間になりすまして、デイブ・ミン・チェンという名前を名乗り、オーブを求めて活動を開始した。船長たちは地球の異文化、ヘンテコな風習に翻弄されながらも、ジョシュとジーナと知り合う。そして、地球人たちとの交流を通して、感情のなかったニル星人に感情が芽生えてきた。そんな船長の様子に危機感を持った副官は、宇宙船内でクーデターを起こして船長を拘束してしまう。副官の指示で暴走する宇宙船デイブはオーブを使って地球を滅亡させてしまうのか?
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/meetdave1.jpg
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/meetdave2.jpg

エディ・マーフィの映画って、どれも面白くないじゃないか。特にこれはそれらの中では最低のクソ映画になっちゃっている。これは酷いな。ストーリー展開に無理があるものなぁ。
感情のなかったニル星人たちが地球の異文化に翻弄される姿を笑ってあげるという、ドタバタ風味がメインになっているんだけど、どのシーンにも笑えない。乗組員たちの個性が表現不足であるし、ツッコミが浅すぎるのもダメだ。デイブを追う警官たちは無駄な登場人物にしかなっていない。
それにしても、ニル星人たちがなんで全員、英語で会話しているんだろう。いつから英語が宇宙の共通語になったんだ? 乗組員たちの制服にアラビア数字で番号が書かれているのもダメだなぁ。
ってことで、こんな映画は見るんぢゃないよ。
 
映画「デイブは宇宙船」
http://www.meetdavemovie.com/
 
 


追記:  
その後に発見。この映画の件については、こちらのブログさんが
私の上記の書き込みを完全にパクってます。文章も写真も。
http://toymomo.blog61.fc2.com/?no=1882

 

 
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索