映画嫌い (357)
2008年12月30日 映画本日のクソ映画は2008年の米国映画「地球が静止する日 (The Day The Earth Stood Still)」である。現在、日本でも劇場公開中のようだ。
謎の球体が宇宙からやってきた。世界各地に同じ球体が着陸して大騒ぎになる。ニューヨークにも球体がやってきて、セントラルパークに着陸した。科学者たちが全米から召集され、セントラルパークのそれを調査しようとしていた。その科学者の中のひとりが女性生物学者のヘレン・ベンソン博士だ。
防護服を着用したヘレンらが球体に近づくと、球体が光り、中から謎の生物が現われる。その時に、軍が発砲してそれが生物に命中したために、生物はその場に倒れてしまう。軍の施設に収容された生物のゼリー状の外膜の中から出てきたのは、人間そっくりの男だった。男は驚異的な回復をして、英語で言葉を話すようになる。男は名前をクラトゥと名乗り、ここの世界の代表者に用件を伝えたいので会わせろと要求する。拘束されているクラトゥはヘレンの助けで軍の施設から逃亡し、軍がそれを追う。クラトゥの目的とは・・・。
つまらない映画だ。ホント、ど~しょ~もないクソ映画だな。
ストーリーに面白みがないし、単調で盛り上がりもない。無意味で無駄なだけのシーンも多い。単に軍から追われる逃亡劇にしか見えて来ないのは私だけであるまい。
なぜにヘレンがクラトゥの逃亡を手助けして、クラトゥの味方をしちゃうのか、その理由や心理がさっぱり見えてこないんだよなぁ。それにさぁ、地球が静止するとか、そ~いう問題なんか出てこないじゃないか。冒頭の1928年のインドのカラコルム山脈でのシーンとのつながりも見えてこないしなぁ。
で、クラトゥは最後には球体に乗って帰って行ったけど、地球に放置されたままになっているあのペプシマンみたいな仁王立ちロボットは、その後、いったいどうなっちゃったんだい?
映画「地球が静止する日」
http://movies.foxjapan.com/chikyu/
コメント