映画嫌い (358)
2009年1月2日 映画本日のクソ映画は2008年の米国映画「ゲット・スマート (Get Smart)」である。日本では既に劇場公開が終わっているようだ。テレビ・ドラマ・シリーズとしてその昔に「それ行けスマート」の邦題で放送されていたドジなスパイのドタバタ・コメディの映画化である。
悪の秘密結社「カオス」によって核物質が盗まれた。米国の諜報組織「コントロール」の新任の捜査官のマックスは、整形美人捜査官99号と共に調査を開始する。モスクワにある敵の本拠地に乗り込んだふたりは・・・。
笑えない。「ミスター・ビーン」で笑えないのと同じパターンである。ひょうひょうとしたマックスのドタバタ一歩手前の三流コント仕掛けの散漫さ、あれで笑えというのが無理ってものだ。オチが先読みできちゃう部分が多数あってシラケてしまったもの。99号が結構美人に見えたんだけど、良く見るとマンガみたいな顔立ちで微妙だなぁ・・・という印象しか残らなかったなぁ。あの大きなお目目、どこかで見たことが・・・と思ったら、「プラダを着た悪魔」の主演のお姉ちゃんだった。
ちなみに、この映画の音楽担当は、元・イエス(Yes)のトレヴァー・ラビン(Trevor Rabin)である。この人、すっかり映画音楽界の人になっちゃったねぇ。それも、「スネーク・フライト」とか「グリマーマン」のようなつまらない映画ばかりだ。トレヴァー、仕事を選べよな。
映画「ゲット・スマート」
http://wwws.warnerbros.co.jp/getsmart/
コメント