映画嫌い (359)
2009年1月3日 映画本日のクソ映画は2008年の米国映画「ブルース&ロイドのボクらもゲット・スマート (Get Smart’s Bruce and Lloyd Out Of Control)」である。前述の映画「ゲット・スマート」のスピンオフ映画である。
米国の諜報組織「コントロール」に勤務するブルースとロイドのふたりは諜報用の秘密兵器の開発を担当する科学者だ。彼らは「O.C.T.」という布を開発していた。その布は周囲の景色に色が同化し、その布の中に隠れると姿が見えなくなるというハイテクものだ。その技術を狙うのが、「コントロール」のライバルであるCIA、そして独裁国家マラグアイだった。ある日、「コントロール」の地下本部から「O.C.T.」が盗まれてしまう。ブルースとロイドは盗まれた「O.C.T.」を取り戻そうと・・・。
ブルースとロイドは「ゲット・スマート」の本編にもチョイ役で登場していたコンビである。ブルースを演じているのがお馴染みのマシ・オカだ。ドジなロイドのほうが主役的なストーリーになっており、ロイドがボケでブルースがツッコミってな漫才コントをやっちゃっているのだ。(捜査官99号がちょっとだけ出てくるが、マックスは出てこない。)
で、さっぱり笑えなかった「ゲット・スマート」より、こちらのスピンオフのほうが格段と面白い。なんだかそれが本末転倒に思えてしまうんだよなぁ。それより、「コントロール」の職員でスキンヘッドになっちゃったニールという男のほうが面白いし、存在感がある。だから、ニールを主演にしたスピンオフを作ったほうが良かったんじゃないの?と思えてしまうんだよなぁ。
映画「ブルース&ロイドのボクらもゲット・スマート」
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id331705/
開発したロボットの右耳にUSBの端子があったのには笑ったぞ。
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