映画嫌い (378)
2009年2月22日 映画
本日のカス映画は2007年の米国映画「ラスト・ミムジー (The Last Mimzy)」である。子供を主役にしたインチキ・ファンファジー映画である。日本での劇場公開は中止になっちゃったようだ。こんな映画じゃ、見て感動する人っていないだろうねぇ。
小学生の兄・ノア、幼児の妹・エマ、両親の計4人は海岸の別荘にやってきた。そこの海辺で、ノアとエマは不思議な箱を見つけるのだった。箱の中からは、緑色の半透明の板、空中で回転する石、ウサギのぬいぐるみ、他、不思議な物が。エマはウサギのぬいぐるみを抱くと、そのぬいぐるはエマに「ミムジー」と名乗るが、そのほかには何も喋らなかった。その後、板や石の作用で、ノアとエマは超能力を身につける。ふたりは箱の事を秘密にしていたが、ノアの通う小学校の教師がノアの驚くべき才能を見つけるのだった。
ある夜、ノアが自宅の部屋で、箱の中から出てきた青い物体に緑色の板を近づけてみたところ、青い物体が激しく光りだし、その作用で辺り一帯が停電になってしまった。国家安全保障局はテロの疑いで捜査を始め、停電の原因となったのがノアの住んでいる家である事を突き止める。そして、ノアの一家は国家安全保障局に拘束されてしまうのだ。
国家安全保障局は箱の中からでてきた物を科学的に調査する。ぬいぐるみ・ミムジーには現在の最先端の科学でも作ることのできない超ナノ・テクノロジーのチップが使われており、分子の大きさのレベルで「インテル」のロゴが刻まれていた。
ミムジーは未来からやってきたのか?
ノアとエマの運命は?
こ~いう「オトナはわかっちゃくれない」型のインチキ・ファンファジー、いいかげんにやめなさいね。
こんなヘナチョコなストーリーじゃ、オトナが見ても面白くないし、子供が見ても退屈だろう。いったいど~いう人に見せるつもりでこの映画を作ったんだい? 後半はノアとエマが超能力を使って国家安全保障局から脱走し、未来人を救おうとする・・・って、もう、バカバカしいったらありゃしない。これで未来は救われた・・・って、おいおい、そんなので感動できるかよ?
エンド・ロールに流れる曲の、そのボソボソしたヘタクソなボーカル、どこかで聴いたことがあるような・・・と思っていたら、元・ピンク・フロイド(Pink Floyd)のロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)だ。曲調は毎度毎度のあの感じなんだけど、歌詞がいつものような屈折をしていないぞ。こんな映画に曲を提供しちゃうってのも彼らしくないよねぇ。リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)と同じように、還暦過ぎて性格が変わっちゃったのだろうか? 当時、まさかのピンク・フロイドの一度だけの再結成ライブ(Live 8 のことだよ)をやっちゃっているしなぁ。クール・ポコの「なぁ~にぃ! やっちまったなぁ!」のフレーズを思い出すのは私だけであるまい。
ところで、この映画の中の小学校のシーンで、ノアの教師が着ている服に、ピンク・フロイドの「狂気 (The Dark Side Of The Moon)」のジャケットがプリントされているのだ。プリズムに光りが当たって分光しているアレである。それって、タイアップって事なのかねぇ?
映画「ラスト・ミムジー」
http://www.generalworks.com/databank/movie/title3/mimzy.html
小学生の兄・ノア、幼児の妹・エマ、両親の計4人は海岸の別荘にやってきた。そこの海辺で、ノアとエマは不思議な箱を見つけるのだった。箱の中からは、緑色の半透明の板、空中で回転する石、ウサギのぬいぐるみ、他、不思議な物が。エマはウサギのぬいぐるみを抱くと、そのぬいぐるはエマに「ミムジー」と名乗るが、そのほかには何も喋らなかった。その後、板や石の作用で、ノアとエマは超能力を身につける。ふたりは箱の事を秘密にしていたが、ノアの通う小学校の教師がノアの驚くべき才能を見つけるのだった。
ある夜、ノアが自宅の部屋で、箱の中から出てきた青い物体に緑色の板を近づけてみたところ、青い物体が激しく光りだし、その作用で辺り一帯が停電になってしまった。国家安全保障局はテロの疑いで捜査を始め、停電の原因となったのがノアの住んでいる家である事を突き止める。そして、ノアの一家は国家安全保障局に拘束されてしまうのだ。
国家安全保障局は箱の中からでてきた物を科学的に調査する。ぬいぐるみ・ミムジーには現在の最先端の科学でも作ることのできない超ナノ・テクノロジーのチップが使われており、分子の大きさのレベルで「インテル」のロゴが刻まれていた。
ミムジーは未来からやってきたのか?
ノアとエマの運命は?
こ~いう「オトナはわかっちゃくれない」型のインチキ・ファンファジー、いいかげんにやめなさいね。
こんなヘナチョコなストーリーじゃ、オトナが見ても面白くないし、子供が見ても退屈だろう。いったいど~いう人に見せるつもりでこの映画を作ったんだい? 後半はノアとエマが超能力を使って国家安全保障局から脱走し、未来人を救おうとする・・・って、もう、バカバカしいったらありゃしない。これで未来は救われた・・・って、おいおい、そんなので感動できるかよ?
エンド・ロールに流れる曲の、そのボソボソしたヘタクソなボーカル、どこかで聴いたことがあるような・・・と思っていたら、元・ピンク・フロイド(Pink Floyd)のロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)だ。曲調は毎度毎度のあの感じなんだけど、歌詞がいつものような屈折をしていないぞ。こんな映画に曲を提供しちゃうってのも彼らしくないよねぇ。リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)と同じように、還暦過ぎて性格が変わっちゃったのだろうか? 当時、まさかのピンク・フロイドの一度だけの再結成ライブ(Live 8 のことだよ)をやっちゃっているしなぁ。クール・ポコの「なぁ~にぃ! やっちまったなぁ!」のフレーズを思い出すのは私だけであるまい。
ところで、この映画の中の小学校のシーンで、ノアの教師が着ている服に、ピンク・フロイドの「狂気 (The Dark Side Of The Moon)」のジャケットがプリントされているのだ。プリズムに光りが当たって分光しているアレである。それって、タイアップって事なのかねぇ?
映画「ラスト・ミムジー」
http://www.generalworks.com/databank/movie/title3/mimzy.html
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