映画嫌い (413)

2009年4月14日 映画

本日のクソ映画は2000年のドイツ映画「青い相姦 (Der Kuss meiner Schwester)」である。タイトル「青い●●」で想像つく通り、青春プチ・エロ映画で、それも近親相姦ものだ。
 
ドイツのイナカ街。17才の高校生の少年・マティスは父と二人暮らしだ。そこにマティスの双子の妹・ミーケが留学を終えて戻ってきた。父の再婚話によってマティスとミーケのふたりの心が揺れる中、双子の兄妹は禁断の愛に。ふたりがファックしているのを父が目撃してしまい・・・。
 
双子の兄妹は役としては17才という設定で、その程度の年齢に見える。実際には何歳の役者なのかわからないが、そんなふたりのファック・シーンがあるんだもの、コレ、いいのかなぁ。性器は見せていないけれど、マティスは全裸で乳首も丸見えだ。随分と若い乳房だなぁ。ドイツでも18才未満の役者のヌードどころか、オトナが演じても子供のファック描写もアウトなんだが、いったいどのような理由でこの映画がその規制をくぐり抜けたのだろう? 近親相姦という禁断の描写より、そっちの方の禁断の子供ものとして気になるよなぁ。ミーケがそんなに可愛くないのでエロスは感じないんだけどね。

激しく動揺する父親はいい芝居してると思うが、肝心のストーリーは全くダメだ。クライマックス・シーンでは、近親相姦が父にバレて、マティスとミーケは駆け落ちしようと汽車に乗るんだけど、追いかけてきた父親に説得されて投降しちゃうのである。それで、次がいきなりラスト・シーンになっていて、なぜかミーケが寄宿舎のある学校に転校する事になって、汽車に乗ってお別れなのだ。ちゃんとストーリーがつながっていないじゃん。どうしてミーケが転校することになったのか、ちゃんと見せていないんだよなぁ。突然、終わっちゃう・・・、この手のトンデモ系の尻切れトンボなストーリー、この傾向、どこかで見たことがあるような・・・と思っていたら、やはりそうか、この映画の日本での発売は、あの「アルバトロス・フィルム」なのである。アルバトロスはこの映画にも手をつけていたのか。アルバトロス、恐るべし!
ちなみに、この映画はポルノとまでは言えない内容なので、子供ポルノがお好きな変態クソ野郎が見てもガッカリだろう。アルバトロスのバカ映画のひとつの形態のサンプルにしかなっていない。だから、こんな映画は無視しような。
 
映画「青い相姦」
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=72

 

 
 

 
 

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