札幌ラーメン嫌い 「あらとん」
2009年4月18日 グルメ最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
私の口に合わなかったとしても、それは個人の感想であり、すべての人にそれがあてはまるわけではないのは当然のことであるし、私が「おいしい」と判断しても、すべての人もそう感じるなんてありえないので、各自で実際に食べて判断することをおすすめする。
さて、毎度、私は書いているけど、また書いておこう。
観光客のみなさん、「ラーメン横丁」や「札幌らーめん共和国」に行くのはやめようね。トンデモないラーメン屋ばかりで、絶対においしいラーメンなんか食べられないから。しょせん観光客向けでしかないから、札幌の地元の人は「ラーメン横丁」には絶対に食べに行きません。
で、悪趣味な私は久々に「札幌らーめん共和国」に寄ってみた。どんな新たなトンデモ店がこの場に出店しているのだろう?という悪趣味な好奇心からである。以前に私がここで酷評したラーメン店「えん楽」、「味の大王」はすでにローティションで「札幌らーめん共和国」から撤退しちゃっていた。そして、新たに場内に開店したばかりの店を発見。それが「あらとん」という店だ。「札幌らーめん共和国」の配布しているパンフレットの中にある記述によると、その店は、魚の「あら」とトンコツの融合をしたスープが売りのようだ。「あら」と「トン」で「あらとん」かよ?・・・と、うなだれながら、さっそく「あらとん」に入ってみたぞ。
メニューを見てちょっとだけ意外だったのは、この店のおすすめはツケ麺らしいってことだ。タレに醤油と味噌の2種類があって、どちらかを選ぶスタイルだ。通常のラーメンは味噌ラーメンしかない。その他には丼ものが数種類あるだけで、非常に選択の幅が狭いなぁ。イケメンぢゃない私がツケ麺を食べるのは違法行為に該当するそうだから、私は素直に味噌ラーメンを注文してみた。800円だ。高いなぁ。
それで、出てきた味噌ラーメン、めちゃくちゃ魚臭いニオイがする。実際に食べてみると、そのスープの味がモロに魚臭い。トンコツの味どころか、味噌の味までその魚臭さで吹っ飛んでいるのだ。「あら」のでしゃばりすぎ。味噌の香ばしさ、クリーミーさが全くない。「あら」の臭さで味噌の風味が死んでいるのだ。全くのミスマッチだ。こんなの味噌ラーメンじゃないでしょ。魚の「あら」は私も大好きで、寿司屋などでは「あら汁」を注文する事が多い。ところが、ここのラーメン店の「あら」の味は臭すぎだ。その味は非常においしくない。まるで魚の入った生ゴミなのである。魚の生ゴミを絞ってスープにしてみましたぁ、ちょっとだけ生ゴミの野菜も混じって・・・ってな感じのなのだ。いったいどんな舌感覚を持った人がこんなおいしくない物を作っているのだろう?と厨房の中を見てしまったもの。いやぁ、これはひどい。世の中にこんなにおいしくないラーメンがあるとはなぁ。
ってことで、私は少々食べて吐き気がしてきたので、ほとんど食べ残したまま、すぐに店を出た。こんなラーメン、ギャラが出たとしても食べたくないぞ。最低である。勿論、評価は0点。さすが「札幌らーめん共和国」だな。思い出しただけで、また吐き気がしてくる。
あらとん
http://searesh.main.jp/araton.html
札幌らーめん共和国
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/
追記:
その後、あらとんは早々と札幌らーめん共和国を撤退しましたとさ。
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