昨日は5月30日ってことで、「530」で、「ゴミ・ゼロの日」なのであった。そのイベントの1つとして、札幌の中心部を流れる豊平川の河川敷のゴミ拾いをするボランティアの募集があり、この私もインチキくさいひとりの善良な札幌市民として、そのボランティアに参加してきたのである。河川敷でひたすらゴミを拾っていく。ただそれだけだ。なんて言うんだったっけ、あの、ゴミをはさむ道具。それでゴミをつまんで次々とゴミ箱に捨てる。ロンドンのテムズ川、パリのセーヌ川、ローマのティベル川に対する札幌の川は豊平川なんだもの、大切にしなきゃねぇ。集まったボランティアは300人くらいだ。
ちなみに、北海道の方言では、「ゴミを捨てる」と言うのを「ゴミを投げる」とも言う。「捨てる」とも言うが、「投げる」と言うほうが一般的じゃなかろうか。北海道人に「そのゴミ、投げて」と言われても、決して、その人に向かってそのゴミを投げつけてはいけない。そのゴミを捨ててくれという依頼の意味なのであるから、ゴミ箱に投入すること。
それにしても、豊平川の河川敷、いろんなゴミが出てくるもんだねぇ。
コーヒー缶とかペットボトルなどは当然だ。
使用済みの花火のカスとか、タバコの吸い殻なんかも勿論多い。
アイス・キャンディの串とか外袋も多いねぇ。
トウモロコシの食べカスの芯も発見。トウモロコシは大通公園で食えよ。
毛ガニの殻なんかもあったなぁ。誰かここで毛ガニを食べたんか? こんな所で毛ガニなんか食べるなよなぁ。食べたら殻は持ち帰れよなぁ。
死んでまもないヒキガエルの死骸までも発見。この手の大きなカエルって久々に見たなぁ。
私の担当した地区では見つからなかったんだが、上流の方では生まれたばかりと思われる5つ子の犬のピンク色の死骸が見つかったそうである。ノラ犬がその場で産んで逃亡したのか、あるいは誰かが飼い犬が出産したのを捨てたのか? 犬畜生が嫌いな私でもかわいそうに思えたなぁ。
河川敷の芝生の上で私が見つけたのが、使用済みのピンク色のコ●ドームだ。まだ新しいぞ。先端部分には男の体液が入っているのをしっかり確認できちゃうという状態の、新鮮な使用済みコン●ームである。体液の中でまだ生きているんぢゃなかろうか? 昨晩、ここで性行為しちゃったんだろうか? こんな場所でよくもできちゃうものだなぁ。ここに連れ込んで、避妊までして・・・とは、随分と計画的で大胆な行為だ。すぐ近くにラブホあるんだから、ラブホでやれよ、ラブホで。なんて言うんだったっけ、あの、ゴミをはさむ道具。それで私は恐る恐るそれの根元のほうをつまんで、体液が漏れてこぼれないように慎重に運んで、係りの人が持っている移動式のゴミ箱に投入するのだった。
豊平川の河川敷で性行為するのはやめましょう。
豊平川
http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/05_05/toyohiragawa-1.html
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