映画嫌い (443)

2009年7月5日 映画
 
本日のクソ映画は2006年の米国映画「ワズ WΔZ (WAZ)」である。こ~いう映画は見たくないなぁ。私は男同士の同性愛の映画はイヤだ。チン●まる見えの映画もイヤだ。ってことで、私はこの映画をボイコットする。
 
ニューヨークの港に感電死した妊婦の死体が捨てられているのが発見された。死体には「WAZ=」と読めそうな意味不明の傷が付けられていた。殺された女性はギャングのウェズレーの彼女だ。ベテラン刑事のエディと新米の女性刑事・ヘレンはその事件を担当し、捜査を始める。ふたりがウェズレーの所へ行ってみたところ、ウェズレーも惨殺されていた。敵対するギャングの仕業か? 更にウェズレーの仲間が2人惨殺され、ひとりの死体には「WAZ=Co」らしき文字が彫られていた。
エディはウェズレーの運転手をしていた男・ダニーのアパートを密かに訪問する。ダニーは警察への協力者? タレ込み屋なのか?
エディは犯人がジーン・ラ-ナーという女性だと直感していた。以前に、ウェズレーらギャング一味がジーンの家に押し入って、ジーンを集団レイプし、ジーンの母親が殺されてしまった事件があり、それを担当していた刑事がエディだった。裁判で証拠不十分として無罪になったギャングたちに対して、ジーンが復讐をしているのだ。あの事件の現場で運転手として見張りをしていたのはダニーだ。エディはダニーを警察でかくまう事にした。そして、あの事件の現場にいた薬中毒の女・エリーを探し出して保護しようとするが、エリーも、その幼い息子もジーンによって殺されてしまう。そして、遂にはダニーがジーンに捕まり、その上にエディまでもが捕まってしまう。一方のヘレンは少しづつ真実に近づいていくが・・・。
 
ストーリーとしてはぜんぜん面白くない。そのオチも不快だ。
早々と犯人がジーンだとわかっちゃうってのがつまらない。謎の「WAS=」の文字もそんなに意味のあるものじゃなくて、その意味がちゃんとストーリーにからまっていないのもダメだ。暗号の謎解き映画になっていないじゃないか。その上、「WAS=」の意味の説明すらちゃんとできていないのもダメだ。この「WAS=」ってのは、2文字目はギリシャ文字の「デルタ」で、
wΔz = cov(w,z) = βwzVz
という、利己的遺伝子の証明に使われている「プライス方程式」というものなのだ。しかし、このストーリー、利己的遺伝子に全然関係ない。何の象徴にもなっておらず、単に犯人・ジーンがその方程式にのめり込んでいたという、それだけのものでしかない。なんでそんな方程式を持ち出して、それをタイトルにまで使っちゃうのかなぁ? 復讐に燃えるジーンのアブノーマルさの表現も物足りないしなぁ。
それで、不快なオチなんだけど、こ~いうものなのだ。以前からエディとダニーは男同士で恋愛関係かつ肉体関係にある間柄。レイプ事件で捕まっちゃったダニーを救う為に、エディは事件の証拠隠滅に加担していた。エディはそ~いう悪徳刑事だったわけだ。それで、復讐としてエディもジーンに拘束されちゃって、エディはチン●まる出しの全裸にされて(無修正のを見ちゃった)、チン●を切られて、首も切られて処刑されちゃうのだ。そ~いう中年おっさんの裸体は見たくないなぁ。その上、同性愛野郎なんだしなぁ。私は同性愛者を差別する気はないんだけど、男同士の同性愛ってのは見ていて生理的にダメだ。キモチ悪いよ。いくら映画の中のストーリーだとしても、そ~いうのは見ていて不快だ。かなり後味の悪い映画だぞぉ。
 
映画「ワズ WΔZ」
http://suzu0227.blog105.fc2.com/blog-entry-28.html
 
 

 
追記:
その後に判明したのだが、この映画は「パーフェクトゲーム 究極の選択」というアホな邦題で日本でDVDが発売されたようだ。その発売元がお馴染みのアホ映画販売会社「アルバトロス・フィルム」だ。それを知って笑っちゃったぞ。

「パーフェクトゲーム 究極の選択」
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=680

 

 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索