映画嫌い (447)

2009年7月14日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ある公爵夫人の生涯 (The Duchess)」である。実話の映画化である。日本での劇場公開は終了している。
 
1774年のイギリス、ロンドン。スペンサー卿の17歳の娘・ジョージアナは、ロンドンで最も裕福な貴族・デヴォンシャー公爵に嫁いだ。しかし、夫のウィリアムはジョージアナに愛情を持たず、世継ぎの男の子の出産だけをジョージアナに要求する。そして、生まれた2人の娘にウィリアムは無関心の上、浮気を繰り返し、遂にはジョージアナの親友であるベスともウィリアムは関係を持ってしまう。ジョージアナはウィリアムとベスに激怒するが、ジョージアナにはベスを屋敷から追い出す権限がなく、結局は屋敷での3人の同居生活になる。一方では、ジョージアナは若き政治家・チャールズ・グレイと恋仲になり・・・。
 
ひと昔まえの昼のメロドラマ番組みたいなバカ・ストーリーだ。ジョージアナも、ウィリアムも、ベスも、みんな、ど~しょ~もないバカ。そんなバカな奴らの恋ごとなんか見せられてもしょ~もないぞ。勝手にファックしてりゃいいぢゃん。その上、そ~いうコテコテな貴族の社交界を見せられてもなぁ。
この映画のオチは、映画の中では語られていないんだけど、故・ダイアナ妃はスペンサー卿の子孫で、つまり、ジョージアナは故・ダイアナ妃の先祖であり、一部に似たような人生を・・・って事なのだ。
更にもう1つのオチがあって、この映画を制作をしている英国BBCは、ジョージアナを演じる女優にキーラ・ナイトレィを起用しちゃったって事である。彼女は故・ダイアナ妃の息子であるウィリアム王子との恋仲説もあった人物だ。そのようなアイロニーをやっちゃっている。そんなゴシップ感でしかこの映画は語られないだろう。
ちなみに、政治家のチャールズ・グレイは後に英国の首相となる人物だ。これもオチかな。
 
キーラ・ナイトレィの主演の時代劇だから、彼女の以前の主演作「プライドと偏見」における彼女の姿を想像していたんだけど、こっちの映画での彼女は、まるで別人のようなオッペケペー状態だ。濱田マリみたいな顔して出て来るなよぉ。あぁ、「プライドと偏見」では美しかったのにぃ・・・。
 
映画「ある公爵夫人の生涯」
http://www.koushakufujin-movie.jp/
 
 

 
 

 
 

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