映画嫌い (449)

2009年7月16日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「アンボーン (The Unborn)」である。日本未公開らしい。
 
女子大生のケィシーが主人公だ。最近になって急に、ケィシーは悪夢と幻覚に激しく悩まされるようになった。悪夢と幻覚には必ず幼い男の子が現われ、「ジョンビーは今すぐ生まれたい」とメッセージしてくるのである。実は、ケィシーは双子で、兄は生まれる前に死んでいた・・・という事実を父から知らされる。父はその子にジョンビーという名前を付ける予定だったと言うのだ・・・。
 
よくある「実は双子だった」という双子オチで終わっちゃうのかと思って見ていると、その後、ストーリーはトンデモない方向へ暴走しちゃっているのだ。ナチスによる戦時中の双子実験の話になったかと思えば、悪霊が双子のカラダに取り憑いてこっちの世界にやってこようとしているという話になり、この映画の後半は、その悪霊を祓おうとする「悪霊祓いの儀式」になっちゃうのである。なんでそ~なるのぉ?ってな、いきなりの「悪霊祓い」に失笑である。悪霊祓いを行なうユダヤ教のラビ(司祭)を演じているのは、あのゲイリー・オールドマンじゃないか。今までに超ヘンテコで個性的な役をいろいろと映画で演じてきた怪優の彼が、今度は悪霊祓いするラビかよぉ。随分と笑わせてくれるぢゃん。それで、双子の件なんか全くの無視になっちゃって、結局は、この映画って「悪霊祓い」のオカルト映画だったんだねぇ。あぁつまらない・・・。
 
映画「アンボーン」
http://heartattack507.blog84.fc2.com/blog-entry-1526.html 
http://curse.jp/horror-movie/20090604222025.html
 
 

 
 

 
 

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