最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
 
毎度、私は書いているけど、また書いておこう。
観光客のみなさん、「ラーメン横丁」や「札幌らーめん共和国」に行くのはやめようね。トンデモないラーメン屋ばかりで、絶対においしいラーメンなんか食べられないから。我々、札幌の地元の人間は絶対に「ラーメン横丁」に食べに行きません。
 
そんな事を自ら書いておきながら、悪趣味な私は久々に「札幌らーめん共和国」に寄ってみた。どんな新たなトンデモ店がこの場に出店しているのだろう?という悪趣味な好奇心からである。しかし、新たな出店はなく、以前に来た時と同じ8店舗だけだったのだ。夕食時なのに、どの店も閑古鳥状態である。各店舗の前で店員が呼び込みをやっているのが鬱陶しい。その中で、私がまだその味を体験したことのない「ぴうからーめん」に入ってみた。本店は美深町にあるようだ。
 
毎度のように味噌ラーメンを注文してみた。750円である。この店では「味噌ラーメン」を「味噌らーめん」と言うようだ。何の意味があってなのか、「ラーメン」を「らーめん」とか「ら~めん」書いたり、「らぁめん」と書いたり、「拉麺」と書いたり、そのような事をやっている店が多いよなぁ・・・と思いながら、出されたコップの水を飲んでみると、いつものように「札幌らーめん共和国」の飲料水はひどくまずい。こんなまずい水で麺を茹でて、こんなまずい水でラーメンのスープを作っているのが「札幌らーめん共和国」の各店がまずい原因の1つなんだろうねぇ。まともな水で作ったらおいしくなる店がいくつかあるんだろうなぁ。
それで、出てきた「味噌らーめん」、オーソドックスすぎ。具の内容とその盛り方、スープの味に「昭和の匂い」がするぞ。小学生の時の日曜日の昼、父親に連れられて食べに行った近所の場末のラーメン屋。そ~いうラーメンなのだ。何でもメニューにある場末の観光地の食堂のラーメンってな味もするよなぁ。ソフトクリームをおかずにして食べるラーメン、あれである。昭和のあの頃のラーメン屋って、創意工夫もなく、どの店に行ってもこんな味をしてたよなぁ・・・ってな感じなのだ。これだけラーメンが多様化している今の時代にこれはないだろ。何か今までと違った新たな味、新たな発想のラーメンを求めている私のプログレッシュヴな価値観と完全に逆行している。私はこのような味を求めていないぞ。そのような価値観・イデオロギーの相違があるだけでなく、その古さが中途半端な復刻版的な味なので、私は少しもおいしいとは思えなかった。懐かしさすら感じえず、悪い意味での「レトロ」でしかない。麺とスープの調和とか、食材のおいしさとか、具の歯ざわりのバラエティさとか、そ~いう概念を感じないのだ。私はこ~いう味は嫌いだ。私はこ~いう味は求めていない。これで750円ってのは高過ぎ。
ってことで、評価は100点満点中、15点。失格。

ぴうからーめん
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/shop/piuka.html
 
 

 
 

 
 

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