映画嫌い (461)

2009年8月2日 映画

貴女の人生の貴重な時間をドブに捨てるどぉ~しょぉ~もないクソ映画を摘発し、見ないように注意を喚起するこのコーナー。本日のクソ映画は2003年の米国映画「ビキニ航空 (Bikini Airways)」である。
 
弱小貧乏航空会社「ジャナス航空」の会長が死去した。会長の遺言によってその航空会社を相続し、新たな経営者となったのは姪のテリーだ。赤字の会社を建て直すべく、テリーはセクシー路線に航空会社の大改革を行なう。社名を「ビキニ航空」に変更し、空港のカウンターではビキニ姿のセクシーおねぇちゃんが接客する。機内のアテンダントもビキニ姿だ。石油王の一行を乗せて飛行機はマイアミ向けて飛び立つ。機内では自然とアテンダントと客のカップルができて、ビキニを脱ぎ捨てたアテンダントは客と・・・。テリーも・・・。
 
この映画、つまりポルノなのだ。裸のおねぇさんがエッチな行為をしているのを見せれば、それでポルノってのは成立しちゃうんだもの、これだってストーリーなんか取って付けたような滅茶苦茶いい加減なものだ。空港のカウンターや、機内のセットがまるで学芸会の演劇のようにチープなのもポルノのそれだなぁ。しかし、ポルノのくせに、出演しているおねぇさんたちが全然セクシーじゃないぞ。こ~いうおねぇさんたちがファックしているのを見せられても退屈だ。私なんかファック・シーンを早送りしちゃったもの。これぢゃポルノとしても成立していないよな気がするのは私だけであるまい。それで、この映画に他に何があるか・・・、それは機長と副操縦士のコントなのだ。笑えない。つまらない。イライラしてくるぞ。「お笑い」としても成立していないじゃないか。つまり、この映画はカラッポなのである。こんな映画を見るのは時間の無駄だ。
 
日本でこのDVDを販売しているのが、お馴染みの「アルバトロス・フィルム」である。アルバトロスのポルノ部門である「アルバトロス・ロマン」なる企画シリーズもの1つとして販売されているのだ。この映画に「ロマン」を感じる人っているのかねぇ?
 
この映画からポルノを排除をして、「ビキニ航空」の会社再建のコンセプト、アイディアを練り直してコメディに仕上げて、主演をエディ・マーフィーあたりにやらせると、ちょっとしたドタバタ・コメディ映画が1本できちゃうような気もするんだが。
 
映画「ビキニ航空」
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=692
 
 

 
 

 
 

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