映画嫌い (469)
2009年8月15日 映画本日のクソ映画は2007年の米国映画「グリズリー・パーク (Grizzly Park)」である。この映画もど~しょ~もないぞぉ!
米国の山岳の自然公園。男4人、女4人の不良たちが連れてこられた。彼らは軽犯罪で逮補されて、裁判で「奉仕活動」の判決を受け、公園の山道の清掃労働にかり出されたのだ。その自然公園の名前は「グリズリー・パーク」。かつて巨大灰色熊・グリズリーの一大生息地帯だったが、1922年を最後にグリズリーは目撃されていない。森林警備隊のボブは8人を引率して、泊りがけで深い山の中へゴミ拾いに入って行く。そこには・・・。
少女の歌声の軽快かつ脳天気な「森の熊さん (I met a bear)」のテーマソングの乗って始まり、そしてエンドロールも同じ曲で脳天気に終わってしまうというバカ映画である。狂暴なグリズリーが大暴れする動物パニック映画か?と思わせておきながら、グリズリーはほとんど出てこないじゃないか。で、この映画、何を見せているのかと言うと、バカな不良たちの生態でしかないのである。そんなもの見せられてもなぁ・・・と思うのは私だけであるまい。結局は不良たち8人は全員死亡するんだけど、パニック感なんかありゃしない。凶悪殺人犯が刑務所から脱獄して逃げ込んで・・・という設定もあって、その脱獄囚がストーリーにからんでくるのか?と思わせておきながら、脱獄囚もすぐにグリズリーに殺されてしまっているしなぁ。最後のボブのオチにも失笑だ。どんなオチなのかここには書かないけどね。
不良たち8人の中に、アジア系の女性がひとりいて、役名がキキ・サトウ。佐藤キキ? 日系人かよ? その顔、日系には見えないんだけどなぁ。それにしても、キキって名前、有りかぁ? ちなみに、この人だけ、グリズリーに襲われるんじゃなくて、狼に襲われて死亡。とほほ・・・。
映画「グリズリー・パーク」
http://hobby.gray-japan.com/movie_n/animal-panic/n_animal-panic-078.html
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