映画嫌い (471)
2009年8月21日 映画
貴女の人生の貴重な時間をドブに捨てるどぉ~しょぉ~もないクソ映画を摘発し、絶対に見ないように注意を喚起するこのコーナー。本日のクソ映画は2009年の米国映画「アドレナリン:ハイ・ボルテージ (Crank High Voltage)」である。2006年のクソ映画「アドレナリン」の続編だ。この映画は来月の26日より日本で劇場公開されるようだ。
ロサンゼルスの上空を飛ぶヘリコプターから落ちて、街中の道路にベチャっと激突した主人公のチェリオス。そ~いう前作のラストシーンからのそのまんまの続きのストーリーになっている。(あれで生きていたんか?)
道路に激突したチェリオスの体を回収したのはチャイニーズ・マフィアだった。彼らはチェリオスを車に乗せて、その場を立ち去る。連れ去られたチェリオスは、三ヵ月後にベッドの上で目を覚ました。チェリオスの体からはその強靭な心臓が取り出されて、代わりにバッテリー駆動式の人工心臓が埋め込まれていたのである。チェリオスの心臓はチャイニーズ・マフィアの100歳になるボスに移植されていたのだ。若返りをしようとしていたボスは、次々にチェリオスの臓器を移植しようと計画していた。意識を取り戻したチェリオスはチャイニーズ・マフィアの私設病院から脱出し、自分の心臓を取り戻そうとボスを追う。
ところが、チェリオスに埋め込まれている人工心臓のバッテリーが貧弱で、1時間で充電切れになってストップしてしまうやつなのである。チェリオスはボスを追いながらも何度も充電切れしそうになり、その度に電源を求め、車のバッテリー、スタンガン、電柱、発電所の高圧線、・・・と体当たりで・・・。
ありえねぇ~!と失笑の映画である。くだらなくて、これは笑える。スタンガンとかで自分の体に電流を流して感電すると、ホウレン草を食べたポパイのように強くなっちゃって、ガォーと暴れて敵を倒してしまう。いくらバッテリー切れになったとしても、体を感電させて、それで充電になるわけないだろ。まるでマンガなのである。バイオレンス系のアクション映画ではなくて、こりゃぁドタバタ・コメディだな。主人公のチェリオスを演じるジェイソン・ステイサムの、どの役をやっても同じになっちゃう胡散臭さがマンガちっくにマッチしちゃっているのだ。発電所の高圧線のシーンでは、体が巨大化しちゃって、怪獣映画のパロディになっちゃっていたり、競馬場のシーンでは電源がなくて、体を摩擦して静電気を得ようとして、公衆の面前で彼女とおもいっきり摩擦するファックだ。本当にファックで発電できるのなら、各家庭の寝室とか、ラブホとか、ススキノのソープランドに充電器を備え付けて、それでエネルギー問題も解決するだろうになぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
それで、今回もお下劣なシーンが多いねぇ。チェリオスのキャンタマをド・アップで見せているシーン、あれは日本で劇場公開するやつではカットしちゃうのだろうか? セリフの中にも、「ファック」とか「ファッキング」ってのが多過ぎだな。
ラストシーンで流れる曲、それって1980年代にヒットした REOスピードワゴンの「Keep on loving you」だな。あぁ懐かしい。
映画「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」
http://www.sonypictures.jp/movies/crankhighvoltage/
REO Speedwagon - "Keep on loving you"
http://www.youtube.com/watch?v=iyROM4rz_eg
ロサンゼルスの上空を飛ぶヘリコプターから落ちて、街中の道路にベチャっと激突した主人公のチェリオス。そ~いう前作のラストシーンからのそのまんまの続きのストーリーになっている。(あれで生きていたんか?)
道路に激突したチェリオスの体を回収したのはチャイニーズ・マフィアだった。彼らはチェリオスを車に乗せて、その場を立ち去る。連れ去られたチェリオスは、三ヵ月後にベッドの上で目を覚ました。チェリオスの体からはその強靭な心臓が取り出されて、代わりにバッテリー駆動式の人工心臓が埋め込まれていたのである。チェリオスの心臓はチャイニーズ・マフィアの100歳になるボスに移植されていたのだ。若返りをしようとしていたボスは、次々にチェリオスの臓器を移植しようと計画していた。意識を取り戻したチェリオスはチャイニーズ・マフィアの私設病院から脱出し、自分の心臓を取り戻そうとボスを追う。
ところが、チェリオスに埋め込まれている人工心臓のバッテリーが貧弱で、1時間で充電切れになってストップしてしまうやつなのである。チェリオスはボスを追いながらも何度も充電切れしそうになり、その度に電源を求め、車のバッテリー、スタンガン、電柱、発電所の高圧線、・・・と体当たりで・・・。
ありえねぇ~!と失笑の映画である。くだらなくて、これは笑える。スタンガンとかで自分の体に電流を流して感電すると、ホウレン草を食べたポパイのように強くなっちゃって、ガォーと暴れて敵を倒してしまう。いくらバッテリー切れになったとしても、体を感電させて、それで充電になるわけないだろ。まるでマンガなのである。バイオレンス系のアクション映画ではなくて、こりゃぁドタバタ・コメディだな。主人公のチェリオスを演じるジェイソン・ステイサムの、どの役をやっても同じになっちゃう胡散臭さがマンガちっくにマッチしちゃっているのだ。発電所の高圧線のシーンでは、体が巨大化しちゃって、怪獣映画のパロディになっちゃっていたり、競馬場のシーンでは電源がなくて、体を摩擦して静電気を得ようとして、公衆の面前で彼女とおもいっきり摩擦するファックだ。本当にファックで発電できるのなら、各家庭の寝室とか、ラブホとか、ススキノのソープランドに充電器を備え付けて、それでエネルギー問題も解決するだろうになぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
それで、今回もお下劣なシーンが多いねぇ。チェリオスのキャンタマをド・アップで見せているシーン、あれは日本で劇場公開するやつではカットしちゃうのだろうか? セリフの中にも、「ファック」とか「ファッキング」ってのが多過ぎだな。
ラストシーンで流れる曲、それって1980年代にヒットした REOスピードワゴンの「Keep on loving you」だな。あぁ懐かしい。
映画「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」
http://www.sonypictures.jp/movies/crankhighvoltage/
REO Speedwagon - "Keep on loving you"
http://www.youtube.com/watch?v=iyROM4rz_eg
コメント