映画嫌い (472)

2009年8月24日 映画

本日のクソ映画は2009年の米国映画「G.I.ジョー (G.I.Joe: The Rise of Cobra)」である。現在、日米で劇場公開中だ。
 
ジェームズ・マッカランの経営するハイテク軍需産業会社「マーズ」が開発した「ナノバイト」はナノテクノロジーを駆使した最新兵器だ。弾頭にプログラミングされた超小型のナノロボットが数百万匹搭載されており、そのロボットが鉄を喰いつくす。戦車もボロボロになり、都市も壊滅する威力だ。発注したNATO軍の手に渡ったその兵器を強奪して、それを使って米仏露の都市をテロ攻撃しようとするのはマッカランの別の顔の悪の組織「コブラ」だ。それを阻止しようとするNATO軍の秘密特殊部隊「チーム・アルファ」。主人公である軍人・デュークはチーム・アルファの先鋭部隊「G.I.ジョー」に迎えられ、加速装置付きハイパースーツを着用してコブラと戦う。コブラの戦闘員として登場してきたのは、かつてのデュークの彼女、そして謎の東洋人剣術師・ストーム・シャドーだ。4つの弾頭の中の1つはパリのエッフェル塔を倒壊させたが、被害が全市に拡大する前にリモコンの停止ボタンを押して、ナノロボットを停止することができた。残りの3つは、捕らえられてしまったデュークと共に、北極の海中にあるコブラの秘密基地へ。北極で弾頭とデュークを奪還する作戦が始まり・・・。
 
しょせん中学生向きの映画だな。
敵のテロの理論は破綻しているし、その実行手段に矛盾がいくつもあってストーリーが成立していない。あちこちにツッコミどころとホコロビがあるよなぁ。その稚拙な人間関係や、ニンジャ、カンフー、チャンバラってな東洋指向もバカバカしいだけだ。その嘘っぽいハイテクにも失笑だもの。あのナノロボット、自分の食べた鉄をどのタイミングでどこに排出してるんだろうねぇ?
パリの市内でカーチェイスと肉弾戦を見せて、それでエッフェル塔の倒壊まで見せているのに、その後のクライマックスであるはずの北極のシーンが、パリでの戦闘に比べちゃ、かなりボルテージが低いよなぁ。
ってことで、こ~いうバカ映画は見てもしょうがないぞ。
 
映画「G.I.ジョー」
http://www.gi-j.jp/
 
 
 

 
 

 
 

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