映画嫌い (481)

2009年9月3日 映画
本日のクソ映画は2009年の米国映画「エイリアン・リベンジ (Alien Uprising)」である。以前にここに書いた映画「ターミネーター・プラネット (Solar Vengeance)」と同じ制作会社の映画だ。だから、そのどぉ~しょ~もないチープさが想像ついてしまうなぁ。実際に見てみると、想像通りのクソ映画だったぞ。
 
民間企業の運営している流刑星からの連絡が途絶えた。囚人たちが暴動を起こしたのか? 事態収拾と調査の為に、その惑星に海兵隊の宇宙船が派兵された。運営会社のひとりのエンジニアもそれに同行した。現地に到着した彼らの前には1500人いた囚人の生き残りの数名、そして囚人たちを襲う怪物の姿が。その流刑星では、運営会社が密かに囚人を使った人体実験を行なっていて、あの怪物は実験の失敗でひとりの囚人が変異したものだった。撃っても撃っても奴は死なない。顔を吹き飛ばしても再生して顔がはえてくる。実験の件を隠していたエンジニアは・・・。
 
チープ! あまりにもチープで情けない。チープなストーリー、チープな特撮・CG・視覚効果、チープな音楽、チープな俳優、・・・と、どれを取ってもツッコミどころ満載。こんなにチープでいいんかい? 特に、その、どこかで見たことあるような・・・なシーンばかりの安直なストーリーに失笑だ。この手のストーリーの映画、いくつか思い浮かぶよね。例えば、映画「エイリアン2」の前半をおもいっきりチープにしたら、こんなやつになっちゃうだろうなぁ。ホント、これ、制作費がほとんどかかっていないでしょ。関係者とスタッフのみんながひとり千円をカンパした金で作っちゃったような感じのデキなんだもの。怪物の制作費もろくになかったんだろうねぇ、怪物の姿すらちゃんと見せていないんだよなぁ。それで、怪物の登場シーンも少なくて、海兵隊とエンジニアとの対立をメインにしちゃっているのが情けない。冒頭のシーンの、宇宙船の中で長い眠りから目覚めるってのは、映画「エイリアン」の冒頭のパクリだろうなぁ。
俳優の中にクミコ・コニシという日系人っぽい名前の女性がいるんだけど、この人、何者?
 
映画「エイリアン・リベンジ」
http://www.transformer.co.jp/products/TMSS_145.html
 
 

 
 

 
 

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