映画嫌い (339)

2008年11月14日 映画
 
本日のクソ映画は2008年の邦画「ハッピー・フライト」だ。今週の週末から劇場公開のようだね。
 
副操縦士の鈴木はホノルル行きの便を操縦することになった。それが機長へ昇進するための最終実地試験だ。急な変更で、鬼教官の原田機長が鈴木の操縦を審査することになってしまい、鈴木は緊張する。一方、その便が初の国際線の仕事となるキャビン・アテンダントの斉藤。チープ・パーサーが鬼の山崎だと知り、斉藤は戦々恐々とする。その便の出発と飛行中に数々のトラブルが発生し・・・。
 
コメディ映画になっているものの、人間模様がありきたりすぎて、たいして笑えないのだ。細切れのコミカル・シーンのほとんどはオチが先読みできてしまうというベタなもので、笑いのレベルがかなり低い。全日空の全面協力によって、航空機業界におけるウンチクの数々を見せているが、それもたいした事がなくて、私が初めて知ったウンチクはひとつもなかった。ミスやトラブルに対処する裏ワザをいろいろと見せているんだけど、そこまで全日空の手法を見せていいんかい?と思うのは私だけであるまい。ただし、その見せ方はヘタだ。映画全体として、このような内容のものが面白いか?と言われると、私の答えは「ノー!」である。金を払ってまでして見る価値のない映画だ。1年後くらいにテレビで放送されることだろうから、それを見ような。
 
映画「ハッピー・フライト」
http://www.happyflight.jp/index.html
 
 

 
 

 
 

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