映画嫌い (273)
2008年5月1日本日のクズ映画は2007年の邦画「クローズド・ノート」である。またまたあのクズ監督、行定勲の映画だ。これもまた果てしなくクズな映画なのは行定勲の名前だけで想像がつく。その上、原作が「犯人に告ぐ」の雫井脩介じゃないか。クズ原作とクズ監督の夢の共演だな。
ストーリーは略。バカらしい。今回もろくなストーリーがない。すべてのシーンが無駄な時間稼ぎだ。ヒマつぶしにもならない退屈きわまりないクソ映画なのだ。マンドリン倶楽部の演奏なんか長々と見せられてもしょうがないだろ。日本の映画界って、こんな奴に監督をやらせなきゃならないほど人材不足なのかね?
それに主演が沢尻エリカだ。こんなヘボ役者に主演させなきゃならないほど日本では役者の人材不足だったっけ?
繰り返す。行定勲が金を貸してくれと言ってきても、絶対に貸すなよ。
映画「クローズド・ノート」
http://closed-note.com/index.html
マクドナルド 嫌い
2008年5月2日
マクドナルドの商品の原価を暴露しておくことにしよう。
★ ハンバーガー
販売価格 100円
原価 45円
7〜8年前くらいのハンバーガーの安売り競争の時代のあの価格でも原価割れしていなかったのである。「平日半額セール」などをやっていたあの頃が懐かしいよねぇ。現在の販売価格は原価の2倍以上だ。しかし、(原価が高い為に)マクドナルドは「ハンバーガー」ではあまり儲かっていないのだ。
★ チーズバーガー
販売価格 100円
原価 54円
チーズのぶんだけ「ハンバーガー」より9円高い。これも原価の約2倍で売っている。納得いかないのは私だけであるまい。
★ てりやきマックバーガー
販売価格 260円
原価 78円
これは原価の3倍以上である。260円も出して食べるのがバカらしくなるよな。
★ マックフライポテト (M)
販売価格 230円
原価 10〜20円
原価の10倍以上で販売している。ポテトは利益率が高く、マクドナルドの収入源の主力製品である。 だから、「ポテトもいかがですか?」と店員に勧められるのである。原価が安いのは、何かと問題の多いあの国から輸入しているからである。だから、食べないほうが良いぞ。
★ アップルパイ
販売価格 100円
原価 35円
個人的にはマクドナルドのアップルパイは大嫌いだ。ぜんぜんおいしくない。だから、原価の35円で売っていたとしても私は買う気がしないなぁ。
★ チキンマックナゲット
販売価格 240円
原価 1個5円、5個で合計25円
これの原価も安いのは、何かと問題の多いあの国から輸入しているからである。だから私は絶対にこれは食べないな。ギャラをもらったとしても食べないだろう。
★ コーヒー (ホット)
販売価格 100円
原価 2.5円
100円も出しておいしくないコーヒーを飲んでもしょうがないと思うんだけど、マクドナルドのコーヒーがおいしいと思っている人っているのだろうか?
★ コーラ (M)
販売価格 100円
原価 5円未満
実はマクドナルドのコーラの原液は、コカ・コーラ社から無償提供を受けているのである。だから、必要経費は紙コップ、カップのふた、ストロー、水、氷のみ。ちなみに、米国のマクドナルドではコーラ−が飲み放題の店が多い。
★ ハンバーガー
販売価格 100円
原価 45円
7〜8年前くらいのハンバーガーの安売り競争の時代のあの価格でも原価割れしていなかったのである。「平日半額セール」などをやっていたあの頃が懐かしいよねぇ。現在の販売価格は原価の2倍以上だ。しかし、(原価が高い為に)マクドナルドは「ハンバーガー」ではあまり儲かっていないのだ。
★ チーズバーガー
販売価格 100円
原価 54円
チーズのぶんだけ「ハンバーガー」より9円高い。これも原価の約2倍で売っている。納得いかないのは私だけであるまい。
★ てりやきマックバーガー
販売価格 260円
原価 78円
これは原価の3倍以上である。260円も出して食べるのがバカらしくなるよな。
★ マックフライポテト (M)
販売価格 230円
原価 10〜20円
原価の10倍以上で販売している。ポテトは利益率が高く、マクドナルドの収入源の主力製品である。 だから、「ポテトもいかがですか?」と店員に勧められるのである。原価が安いのは、何かと問題の多いあの国から輸入しているからである。だから、食べないほうが良いぞ。
★ アップルパイ
販売価格 100円
原価 35円
個人的にはマクドナルドのアップルパイは大嫌いだ。ぜんぜんおいしくない。だから、原価の35円で売っていたとしても私は買う気がしないなぁ。
★ チキンマックナゲット
販売価格 240円
原価 1個5円、5個で合計25円
これの原価も安いのは、何かと問題の多いあの国から輸入しているからである。だから私は絶対にこれは食べないな。ギャラをもらったとしても食べないだろう。
★ コーヒー (ホット)
販売価格 100円
原価 2.5円
100円も出しておいしくないコーヒーを飲んでもしょうがないと思うんだけど、マクドナルドのコーヒーがおいしいと思っている人っているのだろうか?
★ コーラ (M)
販売価格 100円
原価 5円未満
実はマクドナルドのコーラの原液は、コカ・コーラ社から無償提供を受けているのである。だから、必要経費は紙コップ、カップのふた、ストロー、水、氷のみ。ちなみに、米国のマクドナルドではコーラ−が飲み放題の店が多い。
映画嫌い (274)
2008年5月3日本日の映画は2007年の邦画「夕凪の街 桜の国」である。前半が昭和33年の物語「夕凪の街」、後半が平成19年の物語「桜の国」という2部構成になっている映画である。共に舞台は広島だ。
原爆投下から13年目の昭和33年夏の広島市。復興するその街の片隅で26才のOLの平野皆実とその母は暮らしていた。皆実の父と妹は原爆で死亡し、皆実も原爆で心と体に深い傷を持っていたのだった。皆実は生き延びている自分を責め、同じ職場に勤務している打越との間も恋愛に発展しないままだった。そんな時に皆実は体調を崩して病床に。皆実の弟の旭が見舞いに広島にやってきた。旭は戦時中に茨城県水戸の親戚の家に疎開していて、戦後もそのまま水戸で暮らし、親戚の養子になって石川の姓になっていたのだった。そして、打越と旭の前で、皆実は静かに息をひきとる。
それから49年後の平成19年夏、28才のOL、石川七波が主人公だ。彼女の父が、平野皆実の弟の石川旭だ。旭と七波、そして七波の弟の3人家族は東京で暮らしていた。
七波は最近の父の不信な行動に気が付く。電話代が数万円にもなっていた。いったいどこに電話をかけているのか? ある日の夜、父は密かに家を抜け出す。それに気が付いた七波は父を尾行する。駅前で七波は偶然にもかつての同級生、利根東子と出会い、一緒に尾行することになった。父は深夜長距離バスに乗って広島へ向かうのだった。七波と東子は同じバスに隠れて乗り込む。父の広島行きの目的とは・・・。
原爆によって人生を狂わされた人々の悲劇は今さら言うまでもない。あのような悲劇は二度とあってはならない。それは誰でも思うことであろう。平凡な生活の中に深く残っている原爆の傷痕、はかない命、そのような観点では、前半は良くできていると思う。
ところが・・・なのである。後半は、死んだ皆実の弟である旭の秘密の行動を尾行するその娘をストーリーにしているものの、なんでそんなストーリーをわざわざ付加しているのか、さっぱりその理由も目的も理解できないのだ。無理矢理と現在の日本に連動させたかっただけの取って付けたストーリーにしか見えてこないのだ。こりゃ大失敗だな。意味ありげに見せている旭の広島訪問の旅は、結局は、姉の50周忌の墓参りとお世話になった人々への挨拶の旅だったわけで、それは当人にしてみれば重要な事であろうが、旭はそれを家族の目を盗んでナイショにして行なう必然性がないじゃないか。七波の尾行に気付いていながらも、その時に七波に毅然とした態度で説明できないで、事後に説明している旭の姿にも疑問を感じる。そしてそれを桜にこじつける。いったい何を言いたいんだよ?
私には理解できていない悲しみや苦しみが原爆の被害に実際にあわれた人々にあるのだろう。私は原爆がもたらした悲劇は否定しない。しかし、私はこの映画の後半は否定する。桜でごまかすな。原爆の悲劇をエセ・ヒューマニズムな商売に利用するんじゃない!
私の親戚も、広島ではないが、長崎で被爆して亡くなっている。
映画「夕凪の街 桜の国」
http://www.yunagi-sakura.jp/
後半で石川旭を演じているのは堺正章だ。
石川七波を演じているのが田中麗奈だ。出たな猫娘!と思うのは私だけであるまい。
映画嫌い (275)
2008年5月4日本日のクソ映画は「紀元前1万年 (10,000 BC)」である。タイトルの通り、紀元前1万年を舞台にした物語だ。現在、日本でも劇場公開中だな。今後、この映画を見る予定の人は、以下を読まないように。
ヤガル族は山岳の狩猟民族だ。マナクと呼ばれているデカいマンモスのような形の狂暴な動物を狩って、それを食料にしていた。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc1.jpg
しかし、マナクがしばらく現われないために、ヤガル族は貧困飢餓状態になる。
主人公はヤガル族の青年戦士、デリだ。
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彼はエバレットという娘と恋仲になる。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc3.jpg
巫女の預言によると、エバレットはヤガル族の救世主で、彼女の婿はヤガル族のリーダーとなるらしい。
雪が降ってきたある日の夜、ヤガル族は馬に乗ってやってきた異民族からの襲撃を受ける。
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そして、エバレットら数人が連れ去られてしまったのだ。エバレットらを救出する為に、デリ、ティクティク、カレン、バクの4人の戦士が雪山を越えて異民族を追う旅に出るのだった。
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途中の戦闘でカレン、バクも捕らえられてしまうが、デリ、ティクティクは追跡を続ける。デリとティクティクは異民族に襲撃された村を見つけて、その村の住民である黒人のナク族と出逢い、ナク族はデリらの協力者となる。ナク族にも奴らに拉致された者が多くいた。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc6.jpg
そして、ナク族の呼びかけでトゥクトゥク族、クーラ族、ホダ族、小人族などの周辺民族も仲間に加わり、デリらは大人数の部隊となって異民族を追うのだった。
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異民族は帆船に乗って河を下って逃げる。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc8.jpg
河の地理に詳しい部族「河の民」の情報により、デリら一行は河を下らず、砂漠を横断して異民族の行き先を目指す。そして、砂漠を迷いながらやっと到着した敵の村は・・・・、それは村ではなく国家だった。巨大なピラミッドを建設中だ。
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皇帝が神として統治し、捕まえてきた人々を奴隷としているのだった。敵の数があまりにも多過ぎる事にデリは唖然とする。
(中略)
奴隷たちが暴動を起こし、労働力として酷使させられていたマナクも暴れ出す。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc10.jpg
そして、デリら戦士が立ち上がり、次々に敵を倒していく。
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皇帝はエバレットを人質にするが、デリの投げた矢が皇帝を一撃で倒し、エバレットを救出する。そして奴隷たちは解放された。ところが、敵の矢がエバレットに当たり、それでエバレットは死んでしまうのだった。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/10kbc12.jpg
その頃、ヤガル族の村では、巫女が最後の祈祷を行ない、巫女は死んでしまう。巫女の祈祷によりエバレットは生き返るのだった。(あのなぁ)
戦いが終わり、各部族は自分たちの村に救出した人々を連れて帰る。ナク族と別れる時、デリはナク族から植物の種を受取るのだった。そして、デリらもヤガル族の村に戻った。その後、デリとエバレットはヤガル族の指導者となり、ナク族からもらった種で農耕が始まり、その村は富むのであった。めでたし、めでたし。
ほ〜ら、つまらないでしょ? 救世主の運命を背負った戦士の冒険、そして人々は解放される・・・ってな、ありがちの内容だ。救世主と言っても、デリが超能力とか魔法を使うってことではないので、そのようなエセ・ファンタジーにならずにストーリーが進んでいるんだけれど、最後のほうでエバレットが生き返っちゃうってのにはズッコケだ。なんでそうなっちゃうんだよぉ? これでこのストーリーがブチ壊しになっている。
それに、紀元前1万年っていう時代を無視したかのように、帆船が出てくるし、初めて鉄器を使ったヒッタイトより数千年前の時代であるのに鉄製の武器とか、ナイフとかあるしぃ、もぅ、歴史がハチャメチャだな。それにあのピラミッドはないだろ。おもいっきりコケちゃったじゃないか。ピラミッドが出てきたあたりから、ストーリーがいきなり別方向へ暴走しちゃっているんだよなぁ。どうせなら、ピラミッドの上空にUFOを飛ばして、皇帝をプレデターにしちゃえば良かったのでは?
それと、毎度毎度の疑問だけれど、なんで紀元前1万年なのに、ヤガル族は現代の米国語で会話しているんだろう? 英語の起源であるラテン語すらまだこの世には存在していない時代なのになぁ。
映画「紀元前1万年」
http://wwws.warnerbros.co.jp/10000bc/
ちなみに、これは紀元前1万年ってことになっているけれど、キリスト教のファンダメンタル系の教義では、地球は46億年前にできたのではなく、紀元前5508年(紀元前4009年説もあり)に神によって天地創造されたことになっているのだ。人間は猿から進化したのではなく、その時に神によって創造された・・・とされている。キリスト教国の米国では、国民の約半数がそれが真実だと思っていて、進化論を否定しているのである。バカバカしいんだけれど、それが米国の現状だ。天地創造よりはるかに昔を舞台にしているこの映画を見た米国人って、いったいどのようにコレを評価して、どのように教義との両立をさせているんだろうね?
マクドナルド嫌い
2008年5月5日私は今までに90カ国以上に行ったことがあるんだけど、どこの国でも見かけるのが「マクドナルド」だ。欧米の各国は勿論のこと、中国にも、ロシアにも、インドにも、ウズベキスタンにも、ニカラグアにも、エルサドバドルにもマクドナルドはあった。「セブンイレブン」も海外でよく見かるけど、その国によって、売っている物も、店の雰囲気も異なっている。でも、マクドナルドは、どこへ行っても同じメニューで、同じ味なのだ。徹底した管理体制があるんだろうな。
マクドナルドでは、世界共通の「チーズ・バーガー」や「ビッグ・マック」のような基本メニューがあって、米国で食べた「ビッグ・マック」も、イタリアで食べた「ビッグ・マック」も全く同じ味である。どこの国でも味は同じだ。それらの世界共通の基本メニューの他に、各国・各地の独自のメニューがあり、その国の食文化の影響があって面白いのだ。だから、マクドナルドのハンバーガーの味が嫌いな私でも、現地でマクドナルドに行ってメニューを見てくるという趣味がある。
日本の「テリヤキ・バーガー」は日本独自のメニューだ。「月見バーガー」なんかも日本だけのメニューである。ウーロン茶がメニューにあるのも日本のマクドナルドだけで、意外にも中国のマクドナルドには、お茶の系統のドリンクはなかった。世界で一番ビールを飲むチェコでは、マクドナルドにもビールがあったなぁ。
ニュージーランドではキューイフルーツ入りのハンバーガーを見かけた。キューイという鳥がニュージランドのシンボルであるからであろう。それとは別に、赤カブをサンドした「キューイ・バーガー」ってのもあったけれど、どうして赤カブなんだろうか?
コロッケの発祥地であるオランダには「コロッケ・バーガー」があったし、韓国には「カルビ・バーガー」があった。でも「キムチ・バーガー」はなかったような・・・。
マレーシアには「レンダン・バーガー」というのがって、牛肉にチリソースの味付けが辛くて、あれはなかなかおいしい。
アメリカのマクドナルドでは、店によってピザがある。しかし、ピザの本場、イタリアのマクドナルドにはピザはない。
インドのチーズバーガーには、本当にチーズしか入っていなくて、牛肉が入ってないのだ。ヒンズー教の宗教上の理由で牛肉が食べられない人が多いからなんだろうね。チキンは食べて良いのでチキン系のバーガーがよく売れていたようだったな。
ユダヤ教でもいろいろと食材にはうるさくて、イスラエルのマクドナルドでは、そのような宗教上の規制をパスした食材しか使っていないらしい。私はイスラエルでマクドナルドの店内を観察したことがあるけれど、これと言っておもしろそうなメニューがなかったから、結局はそこで何も食べなかった。
それと、現地で見かけて驚いたことがるんだけれど、日本だけだと思っていた「テリヤキ・バーガー」が、タイ、シンガポールのマクドナルドでも売られていたのだ。ただし、名前は「サムライ・バーガー」である。こんなヘンテコな名前を付けたのは誰だぁ?
マクドナルドの期間限定品というのはオーストラリアにもあって、「トリプル・チーズ・バーガー」という、チーズ、肉、チーズ、肉、チーズ、肉の、合計、肉の三段重ねのハンバーガーがあった。見ただけで胸焼けしそうである。オーストラリア人って極端に野菜を食べなくて、肉ばかり食べるから、結構、評判が良かったようである。1個300円くらいだったかな。
日本でも昨年あたりから売られている「メガ・マック・バーガー」だけれど、あれを13年くらい前に初めて見かけたのはデンマークだった。あの時はすごい名前だと思ったなぁ。肉・肉・肉・肉の合計4枚重ねでしょ。あんた、そんなに肉ばかり食べてど〜すんの?ってな感じで、食べている客の様子を観察しちゃったもの。1個350円くらいだったかな。
どこの国のマクドナルドでも、ハンバーガー1個の販売価格は150円くらいである。だから、物価の高い先進国では、マクドナルドは庶民の手軽な食事なんだけど、物価の安い国の人にとっては、敷居の高い店になっちゃう。物価が日本の十分の一であるインドでも1個150円だ。もし、日本で、あのバーガー1個が10倍の1500円だったら買うかなぁ?
物価がすごく安い国、エルサルバトルでは、マクドナルドは高級店に属しており、「ちびまる子ちゃん」の花輪くんの家みたいな洋館風の建物が店舗で、店内にはゆったりとしたクラッシック音楽が流れ、客層はスーツを着たビジネスマンが中心だったものなぁ。
スイスのユニオン銀行が3年に一度発表している経済レポートでは、マクドナルドの「ビッグ・マック」を基準にして、各国の経済事情を評価している。マクドナルドって、どこの国にもあって、値段もだいたいどこの国でも一緒だから、この評価方法ってのは的を得ていると思う。そのレポートでは、都市別に、ビッグ・マック1個を買うために、どのくらいの労働時間が必要なのか計算をしているのである。
東京は9分で、香港と並んで世界最短であった。東京は物価が高く、それにつれて所得も高水準なので、容易に買えるわけである。
ニューヨークは12分、モスクワは74分、世界平均は36分だ。世界最長はナイロビの178分となっていた。
こうして見ると、物価が高いながらも、日本って凄く豊かなんだよね。
マクドナルドのホームページはここ。国を選んで、好きな国のマクドナルド情報が見られる。ただし英語版。
http://www.mcdonalds.com/
日本のマクドナルドのホームページはここ。
http://www.mcdonalds.co.jp/
世界のマクドナルドを比較検討、研究するツワモノが多く、参考となるホームページも数多くある。
http://www.nagoyanet.ne.jp/mcdonald’s/
http://homepage3.nifty.com/dkxwin/McDonald/index.htm
http://members.aol.com/budapestc/mac.htm
http://www.spacia.co.jp/rubadub/2001/mac.htm
マクドナルド嫌い
2008年5月6日アメリカのマクドナルドでは、ドリンクのサイズが大きくて、Lサイズはバケツみたいな大きさなのである。そんなサイズのドリンクをガブ飲みしながらデカいハンバーガーをムシャムシャ食べているメタボな米国人の姿を見ると、なるほど肥満の国の元凶がこのような店なんだなぁと実感するのである。ホント、街中にはデブのおっさん、おばちゃんがあふれているものなぁ。特大に肥満してはち切れそうな子供も多くて、そんなのを見るとすごく悲しい気分になるよ。子供をあんなに肥満させちゃうのは虐待だろ。
で、アメリカのマクドナルドのほとんどの店舗では、ドリンクを注文すると店内では飲み放題だ。1ドル安いSサイズを注文して、何度でもオカワリをもらえばいいのに、ほとんどの人はLサイズを注文する。
「どうして?」
と私が現地の仕事仲間に質問したところ、
「店を出る時、いっぱい入れて持って帰れるから」
なんだそうだ。な〜るほど。
ちなみに、アメリカのマクドナルドでは、全部の店がそうではないけれど、ドリンクを注文してもその時にサイズを聞いてこない場合が多い。また、サイズを指定しないと、一番大きいサイズのドリンクが出てくることがよくある。あまりたくさん飲めない場合は、ちゃんと小さいサイズを指定して注文しなければならないのだ。今後、アメリカでマクドナルドを利用する予定がある人は要注意である。
映画嫌い (276)
2008年5月7日本日のクソ映画は「アイ・アム・レジェンド 特別版 (I am Legend - Special Features)」、通称「衝撃の別エンディング版」である。2枚組のDVDとして売られているやつのオマケとして、メイキング・シーンと一緒に収録されているやつだ。いくらオマケでもこれは酷いぞ。これのいったいどこが「衝撃の」なんだ?と思っちゃう、めちゃくちゃバカな内容なのだ。
劇場公開されていた「アイ・アム・レジェンド」については以前にここに書いたので、そっちのストーリーは改めてここで書かない。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/iamlegend1.jpg
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くだらない映画だったから、あまり私の記憶には残っていないのだ。だから、劇場公開版との細かなシーンの違いは私にはわからない。決定的に違うのが結末で、それに向けて、途中のストーリーの一部も違っていた。
途中でどのように違うかと言うと、劇場公開版では、主人公のロバート・ネビル中佐が自宅地下の実験室で治療薬の人体実験を行なったところ、その実験が失敗で、女性の感染者が死んじゃっていたけれど、特別版のほうでは死なずに、若干の薬の効果が現われて、そのまま生きているのだ。
そして、自宅が感染者たちから襲撃されるラストシーンとなる。地下の実験室にロバート・ネビル中佐、生存者である女性と子供(名前を忘れちゃった)の計3人が逃げ込んだけれど、ドアを破って感染者たちが実験室にまで突入してくる。これは劇場公開版でも特別版でも同じだ。
劇場公開版では感染者のリーダー的な男が体当たりしてきて、結局はネビル中佐は死亡。生存者の女性と子供の2人はすきを見て逃げ出し、免疫を持っていたネビル中佐の血液サンプルを持って旅をして、生存者の集まっている砦にたどり着く。それで終わりだった。
一方、特別版では、地下の実験室に突入してきた感染者たちにネビル中佐が人体実験中の女性感染者の姿を見せるのだ。そしてネビル中佐は治療の可能性がある事を感染者たちにに向かって主張する。すると、感染者のリーダー的な男の合図で感染者たちの攻撃が一斉におさまる。リーダーは治りかけているその女性感染者をお姫さまダッコして、感染者たちは静かにその場を去るのだった。そして、3人は車に乗ってニュー・ヨークから出て、それでおしまい。
劇場公開版もくだらなかったけれど、特別版はそれ以上にくだらないねぇ。さすが、ボツになったバージョンである。こんな恥ずかしい映画は劇場公開できないだろう。攻撃的で、知性がなく本能だけで生きているかのように見せていた感染者たちが、特別版の最後ではなんでああなっちゃうわけ? あれだけニュー・ヨークにいる事にこだわりを持っていたネビル中佐がなんでニュー・ヨークを出るわけ?
ってなことで、劇場公開版は見る価値のないクズ映画だったけれど、特別版はそれ以上に酷い、もぅ、ど〜しょ〜もないイカレた映画なのだ。こんなの絶対に見るんじゃないよ。
映画嫌い (277)
2008年5月23日本日のクソ映画は2007年の米国映画「奇跡のシンフォニー (August Rush)」だ。日本では来月の21日から劇場公開されるらしい。ってことで、今後、この映画を見る予定の人は以下を読まないこと。
天才的な音楽の素質を持った少年、エヴァンが主人公である。エヴァンは両親の顔を知らず、施設で育っていた。エヴァンは自分の心の中に聞こえてくるメロディが、まだ見ぬ両親とつながっていると信じているのだった。
ある夜、エヴァンは不思議な音に誘われて施設を抜け出し、そして、ニューヨークのマンハッタンに辿り着いた。街角でライブ・パフォーマンスをやっている子供たちの元締めとエヴァンは出会い、元締めはエヴァンの音楽の才能を見抜くのだった。エヴァンは街角でギター演奏を始めた。両親へ思いが届くようにと。そして・・・。
バカバカしいぞ。ありえない。ホラ吹き男爵のホラ話の域を出ていない。絵本の原作として出版社に持ち込んだもののボツにされて出版に至らなかったトホホな三流おとぎ話ってなストーリーだ。親子の絆をそんな「奇跡」と「音楽」で演出してもしょうがないだろ。あまりにも現実味がないものだから、「奇跡」じゃなくて、それは創作された「嘘話」でしかないとつくづく感じてしまうのだ。ストーリーに矛盾点も多いしなぁ。そんなチープな「嘘話」に感動できるはずもなく、シラケっぱなしで映画はフェイド・アウトしちゃっている。「音楽」をそんなに美化するなよなぁ。
私は昨年にこの映画を見て、ホント、映画ってくだらないカルチャーだねぇ・・・と再認識。この映画を見た後、私は映画ってものを全く見る気になれなくて、2ヶ月間、映画を1本も見なかったんだもの。
「元締め」の役を演じているのが、あのロビン・ウィリアムズである。この人の出ている映画だから、毎度毎度のあの種の映画だと臭いでわかっちゃうよねぇ。まさにその通りだったわけだ。
映画「奇跡のシンフォニー」
http://www.kiseki-symphony.com/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329926/
訃報嫌い
2008年5月31日カナダのプログレ・ハード・ロック・バンド、ラッシュ(Rush)の初代ドラマー(ファースト・アルバムのみに参加して体調不良で脱退)のジョン・ラトジーがお亡くなりになりました。
彼の脱退後にはニール・ピアート(日本ではなぜかニール・パートと呼ばれているが、発音はパートじゃなくてピアートだよ)が加入して、その後にバンドに人気が出てきただけに、ジョン・ラトジーはちょっと影の薄い人だったわけ。
ご冥福を祈ります。55歳。死因は発表されていないけれど、かねてから健康問題があったらしい。
http://www.2nn.jp/mnewsplus/1210747978/
イギリスで1960年代後半に活躍していたバンド、ザ・ナイスのドラマー、ブライアン・デヴィソンもお亡くなりになっていました。
彼の場合も影の薄い不運なドラマーで、ザ・ナイスの時にはキース・エマーソンにバンドを去られて解散し、その後に結成したレフジーの時はパトリック・モラーツに去られて解散・・・と、悲しい過去がありましたなぁ。合掌。
http://fu-hou.com/1864
ザ・ナイスの動画をこちらで見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=45pIvr4gJD4
http://www.youtube.com/watch?v=JrCBWzhlCVM