腰痛嫌い

2009年6月20日 日常

いやぁ、まいった。このところ、カラダのあちこちが老化してきているなぁという自覚を持っていて、先日、とうとう人生初のギックリ腰になってしまったのである。そこまで老化していたんかぁ・・・とショックである。
 
仕事が終わって、ひとり暮らしの自宅に帰ってきたのが午前2時すぎ。帰りのタクシーの中で尿意と便意が波動のようにさざめいてきていたので、家に帰るとすぐにトイレに直行だ。そして排尿&排便。寝る前にシャワーを浴びようと思い、トイレを出て、寝室で全裸になり、脱いだ服と下着をベッドの上に投げ捨て、フルチン状態に。そして浴室に行こうと1歩を踏み出した時に、何の前兆もなく、腰が「ぷっちん」と言ったのだ。本当に音が鳴ったのかわからないが、まさに「ぷっちん」という音がしたかのような軽い衝撃。古くなって劣化した太めの輪ゴムが切れたような鈍い感覚。その瞬間に腰に力が全く入らなくなった。それに足にも力が入らない。その場でヘナヘナとカラダが崩れ落ち、右足のヒザが床に付いた体勢になっちゃった。両手の指先も床についてカラダを支えている状態だ。全裸で片ヒザのその格好。どこかで見たことのある格好だ。そう、ターミネーターが未来からやってきた時の全裸姿のあれだ。
ダダン・ダッダ・ダーン♪
ターミネーターの音楽を口ずさむ余裕がない。その格好のまま、カラダが全く動かないのである。下半身がマヒしたような感覚だ。わけのわからぬまま、その格好をしているしかないのである。30分くらい経過。何とか足を動かせる感覚がしてきた。しかし、ちょっとでも動かそうとすると腰に激痛が走るぞ。めちゃくちゃ痛い。今までに腰痛になった事がないこのカラダ、経験した事のない種類の痛みだ。とにかく痛い。一生そのままの格好でいるわけにもいかないから、とりあえず、すぐ横にあるベッドの上に寝ようと、腰の痛みのなるべく少ない足の動きを実験しながら、少しずつ足を移動させる。数秒で1ミリくらいの動きである。そして1時間くらいかけて、じわりじわりとベッドに近づき、ベッドの上に仰向けで倒れ込んだ。痛くて、今度は、その仰向けのままカラダが動かない。起き上がる事も勿論、寝返りもできないぞ。フルチンの全裸で仰向けだ。誰かの助けを呼ぼうとしても、携帯電話は2メートルも離れた場所に置いてあって、そこに手も足もチン●も届かない。そのままの格好で寝ているしかないのだ。窓のカーテンの外が明るくなってきた。朝になってきたんだな。そして更に太陽が昇ってきたのがわかった。太陽がかなり高い位置まで昇ってきたな。正午くらいかな。そして太陽が西に沈み、再び夜がやってきたが、カラダは動かないままだ。ど~しょ~もない。帰宅してすぐに排尿&排便したのは正解だったなぁ。もしもトイレに行く前にこの状態になっていたら、そこらじゅう私の糞尿だらけになっていただろう。とりあえず眠ろう。目覚めた時にはちょっとは動ける状態になっているかも知れない・・・と思い、睡眠。
そして目覚めたのは翌朝だ。どうなったかと言うと・・・。
 
つづく。
 
 

 
 

 
 

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